ステアリン酸ポリグリセリル-10とは…成分効果と毒性を解説

界面活性剤
ステアリン酸ポリグリセリル-10
[化粧品成分表示名称]
・ステアリン酸ポリグリセリル-10

[医薬部外品表示名称]
・モノステアリン酸ポリグリセリル

天然由来の脂肪酸のステアリンとポリグリセリン-10の非イオン性界面活性剤です。

乳化剤として食品にも使用されている比較的安全性の高い成分で、化粧品では乳化剤や分散剤として使用されています。

潤いを保つ働きもあります。

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ステアリン酸ポリグリセリル-10の安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について

ステアリン酸ポリグリセリル-10は、非イオン界面活性剤でイオン活性剤と違い肌に浸透しにくいため界面活性剤の中では刺激が少なく安全性が高いと考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ステアリン酸ポリグリセリル-10は■■(∗1)となっており、毒性・刺激があるという判定になっていますが、2005年の出版なので化粧品毒性判定事典は合成界面活性剤はすべて■■の判定になっているので信憑性に欠けます。

イオン化していて粒子が肌に入り刺激となるアニオン界面活性剤(陰イオン界面活性剤)やカチオン界面活性剤(陽イオン界面活性剤)は■■という判定は理解できるのですが、イオン化しておらず肌に入り込まないため刺激が低く安全性の高いノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)まで■■の判定になるのは疑問です。

現在は、安全性の高さからノニオン界面活性剤(非イオン界面活性剤)の使用が広がっており、敏感肌用などにも広く使われているので界面活性剤の中では安全性が高いことは実証されています。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

ステアリン酸ポリグリセリル-10とセットで使用される成分と効果

・親水性の乳化剤、分散剤として、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] ステアリン酸ポリグリセリル-10、ポリグリセリン-10
[医薬部外品表示] モノステアリン酸ポリグリセリル、ポリグリセリン
・ヒマワリ由来のリン脂質及びヒマワリ種子油を配合し、乳化作用も併せ持つゲル化剤として、以下の成分表示順で使用されます。べたつき感のない優れたテクスチャーのジェルクリーム処方が可能。推奨配合率0.2~4%。
リン脂質、ヒマワリ種子油、アクリレーツコポリマーNa、水添ポリイソブテン、ステアリン酸ポリグリセリル-10
・微粒子酸化チタンを水に低次粒子化した流動性を有する水分散体として、以下の成分表示順で使用されます。表面活性が低い微粒子酸化チタンを用いており、様々な水溶性高分子との相溶性に優れています。透明性が高く、水系の高SPF製剤が容易に調製できます。
酸化チタン、シリカ、BG、ステアリン酸ポリグリセリル-10、フェノキシエタノール、水

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

ステアリン酸ポリグリセリル-10は界面活性剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:界面活性剤

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