フィチン酸Naとは…成分効果と毒性を解説

キレート剤 酸化防止剤
フィチン酸Na
[化粧品成分表示名称]
・フィチン酸Na

[慣用名]
・フィチン酸

米ぬかなどから得られるイノシトールのヘキサリン酸エステルで、無臭の淡黄色~淡褐色の粘性液体です。

通常はカルシウム、マグネシウム、カリウム塩の混合結合塩(フィチン)として植物界に分布しており、カルシウム、マグネシウム、カリウムなどを脱塩したものがフィチン酸です。

フィチン酸Naには強いキレート作用(金属イオン封鎖作用)があり、クリームや乳液などのエマルジョンに配合すると酸化防止作用を示しますが、フィチン酸は油脂類に溶解しにくいため、レシチンなどに混合して使用します。

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フィチン酸Naの安全性(刺激性・アレルギー)について

フィチン酸Naに毒性や刺激性はほとんどなく、アレルギー報告もないため、安全性の高い成分であると考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、フィチン酸Naは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

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フィチン酸Naは安定化成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:安定化成分

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