レタス葉エキスとは…成分効果と毒性を解説

保湿成分 細胞賦活剤
レタス葉エキス
[化粧品成分表示名称]
・レタス葉エキス

[医薬部外品表示名称]
・レタスエキス(1)

キク科植物レタス(学名:Lactuca sativa 英名:Lettuce)の葉からBG(1,3-ブチレングリコール)、またはこれらの混液で抽出して得られるエキスです。

レタス葉エキスの成分組成は、抽出方法や天然成分のため国や地域および時期によって変化がありますが、主に、

などで構成されています(文献1:2006;文献2:-)

レタスは地中海地方~西アジア原産で、日本には明治初期に渡来し、食用野菜として栽培されています。

レタスには軽い鎮静作用や催眠促進作用の効果がある言われていますが、鎮静作用が認められているのはセスキテルペノイドのラクチュコピクリンで、レタス(Lactuca sativa)にはこの成分はほとんど含まれておらず、レタス(Lactuca sativa)には鎮静作用および催眠促進作用はほとんどありません。

なお19世紀まで鎮静剤として利用されていたのは、同属のワイルドレタスです。

化粧品に配合される場合は、

  • 皮膚柔軟化による保湿作用
  • 皮膚代謝促進による細胞賦活作用

これらの目的で、スキンケア化粧品、シート&マスク製品などに使用されます(文献1:2006;文献3:2012)

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レタス葉エキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について

レタス葉エキスの現時点での安全性は、外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006にも収載されており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

ただし、詳細な試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
レタス葉エキス 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、レタス葉エキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

レタス葉エキスは保湿成分、細胞賦活成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:保湿成分 細胞賦活成分

∗∗∗

文献一覧:

  1. 日光ケミカルズ(2006)「植物・海藻エキス」新化粧品原料ハンドブックⅠ,386.
  2. 丸善製薬株式会社(-)「レタス」技術資料.
  3. 鈴木 一成(2012)「レタス葉エキス」化粧品成分用語事典2012,355.

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