ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)とは…成分効果と安全性を解説

保湿成分 バリア改善成分 抗老化成分
ライスパワーNo.11(米エキスNo.11)
[医薬部外品表示名称]
・ライスパワーNo.11、米エキスNo.11

[慣用名]
・コメエキス、ライスパワーエキス

コメ(国産白米100%)を麹菌や酵母、乳酸菌などの微生物によって発酵させて、さらに熟成し90日間かけて得られるエキスです。

ライスパワーエキスは現在11種類ありますが、勇心酒造(株)が開発したライスパワーNo.11は唯一、2001年に厚生労働省から”皮膚の水分保持を改善する”効能が認められた医薬部外品の有効成分です。

ライスパワーNo.11は、セラミドなどの細胞間脂質の生成を促進し、皮膚自体の水分保持力を向上させる効果があり、その結果、皮膚のバリア機能が高まり、乾燥肌の改善やアトピー性皮膚炎の予防やかゆみの改善などに効果があります。

参考:徳島大学医学部皮膚科によるライスパワーNo.11の臨床試験データ新しいウィンドゥが開きます

また、皮膚の弾力性やハリが改善されることもわかっています。

皮膚の弾力性とは、皮膚を指先で押したときにその力を跳ね返すような力が指先に感じられる状態のことで、弾力性のある肌にはハリがあります。

皮膚の弾力性は、真皮層にあるコラーゲンやエラスチンによって維持されており、加齢が進み皮膚に含まれている水分量が低下すると、皮膚の柔軟性(しなやかさ)がなくなって弾力性もなくなります。

真皮の潤い成分一覧

ライスパワーNo.11の効果によって、角質層の水分保持力が高まり、真皮のマトリックス構造がよみがえり、弾力性が向上したという報告があります。

また、角質層の水分量が低下すると肌表面のキメの状態もはっきりしないのですが、ライスパワーNo.11配合化粧品をつけて水分保持量が正常になると、毛穴を中心として整ったキメに改善されたという報告もあります。

補足としてライスパワーエキスの種類を掲載しておきます。

∗∗∗

  • ライスパワーNO.1-A:表皮を健全化し、肌の保水力を高める。
  • ライスパワーNO.1-D:温浴効果、リラクゼーション、スキンケア効果。アトピー性皮膚炎や乾皮症にも有用。
  • ライスパワーNO.1-E:髪と地肌を健全化する。キューティクルに改善効果が見られる。
  • ライスパワーNO.2:肌の保護効果。
  • ライスパワーNO.3:洗うことで肌を健全化し、洗浄後の即時水分保持能を増大させる。
  • ライスパワーNO.7:皮脂分泌の促進効果、カサカサ肌の健全化、かゆみの改善。
  • ライスパワーNO.10:皮脂分泌系の健全化、ニキビの予防。
  • ライスパワーNO.11:皮膚水分保持能の改善効果。セラミドを増大させる。アトピー性皮膚炎を予防しかゆみを改善する。皮膚バリア機能障害を改善する。
  • ライスパワーNO.23:皮膚のくすみ・透明感を改善。
  • ライスパワーNO.101:粘膜保護改善作用。ストレス・アルコール・胃酸過多による胃潰瘍の予防と改善。ピロリ菌による胃炎・胃ガンの抑制。ストレス緩和作用。
  • ライスパワーNO.103:飲むことにより表皮を健全化し、きめ細やかな肌にする。

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ライスパワーNo.11の安全性(刺激性・アレルギー)について

ライスパワーエキスは、すべて遺伝子組み換えのない国産米だけを用いており、アレルギーの原因となる物質を除いてつくられているため、お米にアレルギーのある方でもほとんどの場合使えますが、アレルギーをお持ちの場合は不安だと思いますので、パッチテストを行ってから使ってください。

また、皮膚への刺激性はほとんどなく、安全性試験では水よりも刺激がない(∗1)という結果がでています。

∗1 水は人体にとって異物ですが、ライスパワーエキスはより体液に近い成分のため肌に刺激になりにくいです。

安全性はきわめて高く、敏感肌やアトピー肌の方でも安心して使える成分です。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ライスパワーエキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

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ライスパワーNo.11は保湿成分と抗シワ(抗老化)成分にカテゴライズされています。

それぞれの成分一覧は以下からお読みください。

参考:保湿成分一覧 抗シワ(抗老化)成分一覧

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