ヨクイニンエキス(ハトムギ種子エキス)とは…成分効果と毒性を解説

保湿成分 抗炎症成分
ヨクイニンエキス(ハトムギ種子エキス)
[化粧品成分表示名称]
・ヨクイニンエキス、ハトムギ種子エキス

[医薬部外品表示名称]
・ヨクイニンエキス

ハトムギの種皮を除いた種子から抽出して得られるエキスで、水溶性エキスはわずかに特異なにおいのある淡灰白色~褐色の液体、油溶性エキスはわずかに特異なにおいのある淡黄色の油液です。

イネ科ハトムギの果実から脱穀されたもの(果皮と種皮を除いたもの)をヨクイニンといい、脱穀されていないものをハトムギと呼んでいます。

ヨクイニンは古くから漢方薬に用いられ、消炎作用・鎮痛作用・利尿作用・排膿作用などの薬効があるといわれ、・乳種・リウマチ・神経痛などの身体疼痛や化膿症などに用いられていたり、民間療法としてイボ取りや皮膚の荒れにも用いられます。

現在でも日本薬局方に記載されており、重要な漢方薬のひとつとして知られています。

成分としては、糖類、アミノ酸類、コイクセラノイドなどを含んでいます。

化粧品として配合される場合、天然保湿因子(NMF)を補うことによる保湿効果と消炎効果に優れているため、肌荒れや炎症を抑えて保湿を与える目的の化粧品やニキビ改善を目的とする化粧品などを中心に配合されています。

また、ハトムギに含まれるコイクセラノイドには肌の角質代謝を高める働きがあると言われており、角質のターンオーバーを正常に戻す働きが見つかっています。

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ヨクイニンエキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

ヨクイニンエキスは、毒性・刺激性・アレルギー反応の報告はなく安全性の高い成分だと考えられます。

化粧品としての使用ではありませんが、国立健康栄養研究所によると動物実験で動物実験でハトムギ種子抽出物は胚毒性や子宮収縮の促進作用が認められたため、妊婦がヨクイニンを過剰に経口摂取するのは危険性が示唆されています。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ヨクイニンエキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

ヨクイニンエキスは保湿成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:保湿成分 抗炎症成分

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