ビフィズス菌発酵エキス(ビフィズス菌エキス)とは…成分効果と毒性を解説

保湿成分 細胞賦活剤
ビフィズス菌発酵エキス(ビフィズス菌エキス)
[化粧品成分表示名称]
・ビフィズス菌発酵エキス

ビフィズス菌を酸素のない状態で37℃で48時間培養したものからいくつかの工程を経て得られるわずかに酸臭のある淡黄色を帯びた透明なエキスです。

ビフィズス菌は腸内に繁殖する細菌ですが、乳酸を産生して腸内の酸性度を高めて病原細菌の発育や増殖を防ぐ役目をしています。

また、ビフィズス菌には免疫賦活作用や抗ガン活性があることが明らかになっています。

ビフィズス菌発酵エキスを化粧品に配合した場合の皮膚に期待される効果は、保湿作用や紫外線や加齢によって損傷をうけた細胞の自然修復機能を高め、衰えた細胞をよみがえらせる損傷DNA修復作用が明らかにされています。

保湿作用については、ビフィズス菌代謝物の主成分としてアミノ酸、タンパク質、乳酸、多糖類などが含まれているので、天然保湿成分(NMF)に似た保湿性が期待できますし、実際に動物実験において立証されています。

DNA修復作用については、紫外線によって損傷されたヒトの皮膚線維芽細胞のDNAについて修復試験やラット皮膚塗布により、DNA修復効果が増大することが報告されています。

老化現象は、ヒトの身体を構成している約60~80兆個の細胞の老化から始まると考えられており、細胞の老化は活性酸素によって細胞膜の酸化が進んだり、DNAの損傷の蓄積によって起こると言われています。

そこで、損傷DNA修復機能をもったビフィズス菌発酵エキスが皮膚の老化を防止する目的で化粧品に応用されています。

ただし、DNA損傷の修復と老化防止の因果関係については、まだ明確に立証されておらず、研究の余地が残されています。

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ビフィズス菌発酵エキスの安全性(刺激性・アレルギー)について

主成分がアミノ酸やタンパク質や乳酸なので、毒性や刺激性はなく、アレルギーや副作用の報告もなく安全性の高い成分であると考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ビフィズス菌発酵エキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

ビフィズス菌発酵エキスは保湿成分と細胞賦活成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:保湿成分 細胞賦活成分

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