ハトムギ種子エキスとは…成分効果と毒性を解説

保湿 抗アレルギー 細胞賦活 消臭
ハトムギ種子エキス
[化粧品成分表示名称]
・ハトムギ種子エキス

[医薬部外品表示名称]
・ヨクイニンエキス

イネ科植物ハトムギ(学名:Coix lacryma-jobi var. ma-yuen 英名:Job’s tears)の種子からエタノールBGで抽出して得られる抽出物植物エキスです。

ハトムギ(鳩麦)は、東南アジアを原産とし、日本への渡来時期は明確にはなっていませんが、ハトムギ種の栽培があったと断定できるのは江戸時代の亨保年間(1716-1736年)以降とされており、今日においては一般的にハトムギ茶として飲用されています(文献1:2011;文献2:2017)

ハトムギ種子エキスは天然成分であることから、地域、時期、抽出方法によって成分組成に差異があると推察されますが、その成分組成は主に、

分類 成分名称
糖質 多糖 デンプン、コイキサンA,C
タンパク質 タンパク質
脂肪油 コイキセノリド(主要成分)
脂肪酸 パルミチン酸ステアリン酸
テルペノイド ステロール カンペステロール、スティグマステロール

これらの成分で構成されていることが報告されており(文献1:2011;文献3:2013;文献4:2011)、主要成分であるコイキセノリド(coixenolide)は抗腫瘍作用が知られています(文献1:2011)

ハトムギの果皮または種皮を除いた種子(生薬名:薏苡仁)の化粧品以外の主な用途としては、医薬品分野において尋常性疣贅(イボ)に対してヨクイニンエキス内服の市販後調査を実施したところ、627例中236例で疣贅消失、511例で改善以上の結果が得られたことが報告され(文献5:1996)、また2019年の尋常性疣贅診療ガイドラインには「推奨度B:行うよう薦められる」に分類されており、イボ取りに用いられています(文献6:2016;文献7:2019)

漢方分野においては利湿作用(∗1)があることから関節痛や関節浮腫に、また抗腫瘍作用があることから胃腸系の腫瘍やポリープなどの解消目的で用いられます(文献1:2011;文献6:2016)

∗1 利湿とは、体内の余分な水分を利尿によって排出することをいいます。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的で、スキンケア化粧品、クレンジング製品、シート&マスク製品、洗顔料、洗顔石鹸、メイクアップ化粧品、化粧下地製品、ボディ&ハンドケア製品、シャンプー製品、ボディソープ製品、デオドラント製品など様々な製品に汎用されています。

フィラグリン産生促進による保湿作用

フィラグリン産生促進による保湿作用に関しては、まず前提知識として皮膚最外層である角質層の構造と役割およびフィラグリンについて解説します。

直接外界に接する皮膚最外層である角質層は、以下の図のように、

角質層の構造

角質と角質の間を細胞間脂質で満たした、レンガとモルタルの関係と同様の構造となっており、この構造が保持されることによって、外界からの物理的あるいは化学的影響から身体を守り、かつ体内の水分が体外へ過剰に蒸散していくのを防ぐとともに一定の水分を保持する役割を担っています(文献8:1990;文献9:2002)

また、角層に存在し水分を保持する働きをもつ水溶性物質は、天然保湿因子(NMF:natural Moisturizing Factor)と呼ばれ、以下の表のように、

成分 含量(%)
アミノ酸類 40.0
ピロリドンカルボン酸(PCA) 12.0
乳酸 12.0
尿素 7.0
アンモニア、尿酸、グルコサミン、クレアチン 1.5
ナトリウム(Na⁺) 5.0
カリウム(K⁺) 4.0
カルシウム(Ca²⁺) 1.5
マグネシウム(Mg²⁺) 1.5
リン酸(PO₄³⁻) 0.5
塩化物(Cl⁻) 6.0
クエン酸 0.5
糖、有機酸、ペプチド、未確認物質 8.5

アミノ酸、有機酸、塩などの集合体として存在しており(文献10:1985)、これらのアミノ酸およびその代謝物は、以下の図のように、

天然保湿因子の産生メカニズム

表皮顆粒層に存在しているケラトヒアリン(∗2)が角質細胞に変化していく過程でフィラグリンと呼ばれるタンパク質となり、このフィラグリンがブレオマイシン水解酵素によって完全分解されることで産生されることが報告されています(文献11:1983;文献12:2002)

∗2 ケラトヒアリンの主要な構成成分は、分子量300-1,000kDaの巨大な不溶性タンパク質であるプロフィラグリンであり、プロフィラグリンは終末角化の際にフィラグリンに分解されます。

一方で、老人性乾皮症やアトピー性皮膚炎においては、角質細胞中のアミノ酸類が顕著に低下していることが報告されており(文献13:1989;文献14:1991)、また乾皮症発症部位ではフィラグリンの発現が低下していることが報告されていることから(文献15:1994)、キメの乱れがみられる部位では天然保湿因子の減少により角質層の乾燥が引き起こされている可能性が考えられており、フィラグリン産生を促進することは、角質層の天然保湿因子生成の促進し、結果的にキメの乱れの改善につながると考えられています。

このような背景から、フィラグリンの産生を促進することは角質層の水分保持、ひいては皮膚の健常性の維持において重要であると考えられます。

2006年に日本メナード化粧品によって報告されたハトムギ種子エキスのフィラグリンおよびヒト皮膚への影響検証によると、

in vitro試験においてマウス表皮角化細胞由来Pam212細胞を培養しコンフルエントな状態になった培地に0.01mg/mL濃度のハトムギ種子エキス(30%エタノール抽出)を添加し、培養後に総プロフィラグリン発現量を測定しハトムギ種子エキス未添加の場合の総プロフィラグリン発現量に対する割合をNMF産生率(%)として算出したところ、以下のグラフのように、

ハトムギ種子エキスのNMF産生促進作用

ハトムギ種子エキスは、優れたNMF産生促進作用(フィラグリン産生促進作用)を有することが確認された。

次に、肌の乾燥やかゆみに悩む60人の女性被検者(30-45歳)のうち30人に0.5%ハトムギ種子エキス配合クリームを2ヶ月間連用し、対照として別の30人にハトムギ種子エキス未配合クリームを同様に用いた。

評価方法として「優:肌の乾燥が改善された」「良:肌の乾燥がやや改善された」「可:肌の乾燥がわずかに改善された」「不可:使用前と変化なし」の基準で2ヶ月後に評価したところ、以下の表のように、

試料 被検者数 不可
ハトムギ種子エキス配合クリーム 30 12 15 3 0
クリームのみ(対照) 30 0 2 7 21

0.5%ハトムギ種子エキス未配合クリーム塗布グループは、優れた肌の乾燥改善効果を示した。

このような試験結果が明らかにされており(文献16:2006)、ハトムギ種子エキスにフィラグリン産生促進による保湿作用が認められています。

ヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用

ヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用に関しては、まず前提知識として皮膚におけるアレルギーの種類およびⅠ型アレルギー性皮膚炎のメカニズムについて解説します。

皮膚におけるアレルギー反応は、

種類 名称 抗体 抗原 皮膚反応 考えられる主な疾患
Ⅰ型 即時型
アナフィラキシー型
IgE 化粧品、薬剤、洗剤、ダニ、カビ、ハウスダスト、金属、花粉、ほか 15-20分で最大の発赤と膨疹 アナフィラキシーショック、蕁麻疹、アレルギー性鼻炎、結膜炎、気管支喘息、アトピー性皮膚炎、ほか
Ⅳ型 遅延型
細胞性免疫
感作T細胞 細菌、真菌、自己抗原 24-72時間で最大の紅斑と硬結 アレルギー性接触性皮膚炎、アトピー性皮膚炎、ほか

主にこの2種類に分類されています(∗3)(文献17:2010;文献18:1968;文献19:1999)

∗3 アレルギーの分類としてはⅠ型-Ⅳ型まで4種類が存在し、Ⅰ型-Ⅲ型までの3種類が即時型に分類されていますが、皮膚に関連するものはⅠ型とⅣ型であることから、ここではⅠ型とⅣ型のみで構成しています。

Ⅰ型アレルギーは、即時型アレルギーまたはアナフィラキシー型とも呼ばれ、皮膚反応としては15-20分で最大に達する発赤・膨疹を特徴とする即時型皮膚反応を示しますが、このⅠ型アレルギー性炎症反応が起こるメカニズムは、以下のアレルギー性皮膚炎のメカニズム図をみてもらうとわかるように、

Ⅰ型アレルギー性皮膚炎のメカニズム

まず、アレルギーを起こす原因物質(抗原)が皮膚や粘膜から体内に侵入すると、抗原提示細胞(ランゲルハンス細胞や真皮樹状細胞)がその抗原の一部を自らの細胞表面に提示し、次にヘルパーT細胞の一種であるTh2細胞が抗原提示細胞の提示した抗原情報を認識し、抗原と結合して抗炎症性サイトカインの一種であるIL-4(Interleukin-4)を分泌します(文献19:1999)

次に、Th2細胞から分泌されたIL-4によりB細胞が刺激を受けIgE抗体を産生し、このIgE抗体が肥満細胞の表面にある受容体に結合することによりIgE抗体と抗原が反応し、肥満細胞に貯蔵されていたケミカルメディエーターであるヒスタミンが放出(脱顆粒)され、同時に細胞膜からはアラキドン酸が遊離し、ケミカルメディエーターであるロイコトリエンやプロスタグランジンに代謝されます(文献19:1999)

そして、放出されたヒスタミンはヒアルロニダーゼを活性化し、アラキドン酸から代謝されたロイコトリエンやプロスタグランジンとともに血管透過性を亢進させて浮腫を起こし、好酸球など炎症細胞の遊走を誘導し、炎症を引き起こします(文献19:1999;文献20:2009)

このような背景から、アレルギー性皮膚炎や肌荒れなどバリア機能が低下している場合に、ヒスタミンの遊離を抑制することはアレルギー性炎症の抑制において重要であると考えられます。

1998年にノエビアによって報告されたハトムギ種子エキスのヒスタミンおよびヒト皮膚における影響検証によると、

各植物抽出物のヒスタミン遊離抑制効果をラット由来好塩基球白血病細胞から遊離されるヒスタミンを指標とする抗アレルギー作用試験法を用いて評価したところ、以下の表のように、

抽出植物 抽出部位 溶媒 ヒスタミン遊離抑制率(%)
ハトムギ 種子 精製水 60.3
ドクダミ 地上部 50重量%BG水溶液 75.3
フユボダイジュ 50重量%BG水溶液 82.3

これらの植物抽出物は、60%以上のヒスタミン遊離抑制作用を示したことからヒスタミンの遊離抑制効果が認められた。

次に、アトピー性皮膚炎を有する女性患者33人(17-30歳)のうち18人の顔に0.5%ハトムギ種子エキス配合W/O型(油中水型)軟膏を、また比較対照として15人の顔にハトムギ種子エキス種子エキス未配合の軟膏をそれぞれ1日2回(朝夕)2週間にわたって塗布し、2週間後に評価したところ、以下の表のように、

試料 症例数 顕著 有効 やや有効 無効 悪化
ハトムギ種子エキス配合軟膏 18 5 9 3 1 0
軟膏のみ(比較対照) 15 0 1 3 7 4

0.5%ハトムギ種子エキス配合軟膏の塗布は、アトピー性皮膚炎の症状改善に有効であることがわかった。

また、塗布期間中にハトムギ種子エキス配合軟膏の塗布において症状が悪化した患者はいなかった。

このような試験結果が明らかにされており(文献21:1998)、ハトムギ種子エキスにヒスタミン遊離抑制による抗アレルギー作用が認められています。

表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用

表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用に関しては、まず前提知識として表皮ターンオーバーの構造と役割について解説します。

以下の表皮構造図をみてもらうとわかりやすいと思いますが、

表皮細胞の新陳代謝(ターンオーバー)のメカニズム

表皮細胞は、角化細胞(ケラチノサイト)とも呼ばれ、表皮最下層である基底層で生成された一個の角化細胞は、その次につくられた、より新しい角化細胞によって皮膚表面に向かい押し上げられていき、各層を移動していく中で有棘細胞、顆粒細胞と分化し、最後はケラチンから成る角質細胞となり、角質層にとどまったのち、角片(∗4)として剥がれ落ちます(文献22:2002)

∗4 角片とは、体表部分でいえば垢、頭皮でいえばフケを指します。

この表皮の新陳代謝は一般的にターンオーバー(turnover)と呼ばれ、正常なターンオーバーによって皮膚は新鮮さおよび健常性を保持しています(文献23:2002)

一方で、皮膚の新陳代謝は加齢によって低下していくことが知られており、皮膚代謝の低下によって皮膚内部での各化合物の生合成量の減少やダメージを受けた後の回復の遅延などが起こり、その結果として例えばハリやツヤの低下、シワの増加、乾燥の進行など好ましくない変化が現れてくることがわかっています。

このような背景から、ターンオーバーを正常化することは皮膚の健常性維持において重要であると考えられます。

2004年に一丸ファルコスによって報告された皮膚角質層のターンオーバーに対するハトムギ種子エキスの影響検証によると、

ターンオーバーの速度を調べるために3人の被検者の両手前腕部内側2ヶ所(合計4ヶ所)に蛍光標識試薬であるダンシルクロライドを24時間閉塞塗布・染色した後に3ヶ所には乾燥固形分1%ハトムギ種子エキス水溶液を、1ヶ所には対照として精製水を1日2回(朝晩)塗布した。

通常の皮膚角質層ターンオーバーは14-16日、老化した皮膚角質層は18日前後となり、各々のダンシルクロライドによる蛍光が消失する経日変化を目視により確認し、平均消失日数を求めたところ、以下の表のように、

試料 平均消失日数
ハトムギ種子エキス配合水溶液 17-16
精製水(対照) 19-18

乾燥固形分1%ハトムギ種子エキス水溶液塗布部位は、対照と比較して皮膚角質層のターンオーバー促進効果が確認された。

このような試験結果が明らかにされており(文献24:2004)、ハトムギ種子エキスに表皮角化細胞増殖促進による細胞賦活作用が認められています。

イソ吉草酸抑制による体臭・頭皮臭抑制作用

イソ吉草酸抑制による体臭・頭皮臭抑制作用に関しては、まず前提知識としてイソ吉草酸について解説します。

イソ吉草酸とは汗臭や足臭の代表的な臭気成分のひとつであり(文献25:2000)、様々なニオイ物質の中でもとくにイソ吉草酸の量が多いほど臭いが強くなることが知られています。

2017年に小川香料によって報告されたイソ吉草酸および汗臭モデルに対するハトムギ種子エキスの影響検証によると、

イソ吉草酸水溶液にハトムギ種子エキスを添加した際の気相中の成分量をソフトイオン化質量分析計にて10分間連続的に測定したところ、以下のグラフのように、

ハトムギ種子エキスのイソ吉草酸抑制作用

ハトムギ種子エキスの添加によってイソ吉草酸を速やかに抑えることが確認された。

次に、汗臭モデルを調製し、62.5ppm(0.00625%)濃度になるように希釈した水溶液5mLにハトムギ種子エキス15mgを添加し、熟練したパネル72人により官能評価を行ったところ、61人(85%)がハトムギ種子エキスの添加によって汗臭が軽減したと評価した。

このような試験結果が明らかにされており(文献26:2017)、ハトムギ種子エキスにイソ吉草酸抑制による汗臭や足臭などの体臭および同じくイソ吉草酸を含む頭皮臭の抑制作用が認められています。

複合植物エキスとしてのハトムギ種子エキス

ハトムギ種子エキスは、他の植物エキスとあらかじめ混合された複合原料があり、ハトムギ種子エキスと以下の成分が併用されている場合は、複合植物エキス原料として配合されている可能性が考えられます。

原料名 プランテージ<リンクル>
構成成分 BG、カンゾウ葉エキス、トウキ根エキススイカズラ花エキス加水分解コンキオリンハトムギ種子エキス
特徴 コラーゲン産生促進作用、基底膜成分産生促進作用、抗酸化作用、保湿・バリア機能向上作用、エラスチン産生促進作用など多角的な作用により抗シワ効果が確認された5種類の生薬由来成分混合液

ハトムギ種子エキスの安全性(刺激性・アレルギー)について

ハトムギ種子エキスの現時点での安全性は、

  • 医療上汎用性があり有効性および安全性の基準を満たした成分が収載される日本薬局方に収載
  • 外原規2021規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2021に収載
  • 20年以上の使用実績
  • 皮膚一次刺激性:ほとんどなし
  • 皮膚累積刺激性:ほとんどなし
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性について

小川香料の安全性試験データ(文献27:2017)によると、

  • [ヒト試験] 60人の被検者に固形分濃度5%ハトムギ種子エキス溶液(水または40%エタノール抽出)0.03mLを24時間閉塞パッチ適用し、パッチ除去後に皮膚刺激性を評価したところ、すべての被検者において皮膚一次刺激性は認められなかった

一丸ファルコスの安全性試験データ(文献28:2003)によると、

  • [動物試験] 3匹のウサギの剃毛した背部に固形分濃度0.5%ハトムギ種子エキス(水抽出)水溶液を塗布し、適用24,48および72時間後に一次刺激性を評価したところ、すべてのウサギにおいて皮膚一次刺激性は認められなかった
  • [動物試験] 3匹のモルモットの剃毛した背部に固形分濃度0.5%ハトムギ種子エキス(水抽出)水溶液0.5mLを1日1回、週5回2週間にわたって塗布し、各塗布日および最終塗布日に皮膚累積刺激を評価したところ、すべてのモルモットにおいて塗布後2週間にわたって皮膚刺激性は認められなかった

と記載されています。

試験データをみるかぎり、共通して皮膚一次刺激および累積刺激なしと報告されているため、一般に皮膚刺激性はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

皮膚感作性(アレルギー性)について

日本薬局方および医薬部外品原料規格2021に収載されており、20年以上の使用実績がある中で重大な皮膚感作の報告がみあたらないため、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

∗∗∗

ハトムギ種子エキスは保湿成分、抗アレルギー成分、細胞賦活成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:保湿成分 抗アレルギー成分 細胞賦活成分

∗∗∗

参考文献:

  1. 鈴木 洋(2011)「薏苡仁(よくいにん)」カラー版 漢方のくすりの事典 第2版,472-473.
  2. 杉田 浩一, 他(2017)「はとむぎ」新版 日本食品大事典,628-629.
  3. 御影 雅幸(2013)「ヨクイニン」伝統医薬学・生薬学,228-229.
  4. 竹田 忠紘, 他(2011)「ヨクイニン」天然医薬資源学 第5版,237-238.
  5. 別府邦英, 他(1996)「ヨクイニンエキス散・錠の使用成績調査-尋常性疣贅および青年性扁平疣贅に対する有効性, 安全性および有用性の評価」医学と薬学(36)(1),69-90.
  6. 根本 幸夫(2016)「薏苡仁(ヨクイニン)」漢方294処方生薬解説 その基礎から運用まで,196-197.
  7. 日本皮膚科学会尋常性疣贅診療ガイドライン策定委員会(2019)「尋常性疣贅診療ガイドライン2019(第1版)」日本皮膚科学会雑誌(129)(6),1265-1292.
  8. 田村 健夫, 他(1990)「表皮」香粧品科学 理論と実際 第4版,30-33.
  9. 朝田 康夫(2002)「角質層のメカニズム」美容皮膚科学事典,22-28.
  10. 尾沢 達也, 他(1985)「皮膚保湿における保湿剤の役割」皮膚(27)(2),276-288.
  11. I Horii, et al(1983)「Histidine-rich protein as a possible origin of free amino acids of stratum corneum」Normal and Abnormal Epidermal Differentiation: Current Problems in Dermatology(11),301-315.
  12. 朝田 康夫(2002)「皮膚と水分の関係」美容皮膚科学事典,90-103.
  13. I Horii, et al(1989)「Stratum corneum hydration and amino acid content in xerotic skin」British Journal of Dermatology(121)(5),587-592.
  14. M. Watanabe, et al(1991)「Functional analyses of the superficial stratum corneum in atopic xerosis」Archives of Dermatology(127)(11),1689-1692.
  15. Tezuka T, et al(1994)「Terminal differentiation of facial epidermis of the aged: immunohistochemical studies.」Dermatology(188)(1),21-24.
  16. 日本メナード化粧品株式会社(2006)「NMF産生促進剤」特開2006-124350.
  17. 厚生労働省(2010)「アレルギー総論」リウマチ・アレルギー相談員養成研修会テキスト5-14.
  18. R.R.A. Coombs, et al(1968)「Classification of Allergic Reactions Responsible for Clinical Hypersensitivity and Disease」Clinical Aspects of Immunology Second Edition,575-596.
  19. 西部 幸修, 他(1999)「植物抽出物の抗アレルギー作用」Fragrance Journal臨時増刊(16),109-115.
  20. 椛島 健治(2009)「皮膚のスーパー免疫」美容皮膚科学 改定2版,46-51.
  21. 株式会社ノエビア(1998)「抗アレルギー剤及びこれを含有する抗アレルギー性化粧料並びに食品」特開平10-36276.
  22. 朝田 康夫(2002)「表皮を構成する細胞は」美容皮膚科学事典,18.
  23. 朝田 康夫(2002)「角質層のメカニズム」美容皮膚科学事典,22-28.
  24. 一丸ファルコス株式会社(2004)「化粧料組成物及び美容・健康食品組成物」特開2004-107286.
  25. 澤野 清仁(2000)「体臭」日本味と匂学会誌(7)(1),3-10.
  26. 小川香料株式会社(2017)「ヨクイニンエキス」技術資料.
  27. 小川香料株式会社(2017)「体臭の消臭剤組成物」特開2017-149697.
  28. 一丸ファルコス株式会社(2003)「化粧料組成物」特開2003-104835.

TOPへ