光沢剤の解説と成分一覧

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光沢剤

光沢剤の定義

光沢とは、物体の表面で反射された光により生じる状態の視覚的表現であり[1a]、光沢剤とは物体の表面に光沢・ツヤ(∗1)を付与するために用いられる成分のことをいいます。

∗1 光沢は、後述する屈折率などから物理的に評価できますが、ツヤ(艶)は光沢と非常に密接に関係するものの、物体表面の鏡面反射光の分布から知覚する質感であり、主観に基づく感覚であることから客観的評価が難しく、厳密には光沢とツヤは区別されています[2]。ただし、ツヤの評価技術は現時点では確立されておらず、これらは化粧品分野において同様の意味で用いられることも少なくないことから、ここでは同様に用いています。

光沢剤の配合目的

物体の表面状態によって光の反射する量と反射光の角度が異なるため、ツヤの状態はいろいろ変化しますが、屈折率を上げることで光沢やツヤが向上することから、主に屈折率(∗2)の高い油性成分や粉体が用いられます[1b]

∗2 屈折とは、光が異なる媒質AからBへ入射するとき、光の速度が変化して進行方向が変わる現象のことで、屈折率は「空気中の光の伝播速度/物質中の光の伝播速度」で表されます。光の伝播速度は物質により異なり、また同一の物質でも波長により異なるため、屈折率も異なります。化粧品において重要なのは、屈折率差が高い界面ほど反射率が大きく、平滑性をもつ表面であれば光沢が高く、ツヤがでるということです[3]

参考文献

  1. 南 孝司(2003)「つや(艶)」化粧品事典,606.
  2. 西野 顕・池田 直子(2019)「口紅の質感表現に着目したツヤ感の画像評価技術」日本化粧品技術者会誌(53)(2),91-98. DOI:10.5107/sccj.53.91.
  3. 大野 和久・鈴木 敏幸(2003)「屈折率」化粧品事典,425-426.

光沢剤一覧

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化粧品表示名 安息香酸アルキル(C12-15)
配合目的 溶剤、油性基剤、光沢付与 など
化学式 安息香酸アルキル(C12-15)
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
医薬部外品表示名 安息香酸アルキル(C12~C15)
配合目的 溶剤、油性基剤、光沢付与 など
化学式 安息香酸アルキル(C12~C15)
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
医薬部外品表示名 イソステアリン酸硬化ヒマシ油
配合目的 油性基剤、発汗防止および硬度低下抑制による安定化、光沢付与 など
化学式  
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
化粧品表示名 イソステアリン酸水添ヒマシ油
配合目的 油性基剤、発汗防止および硬度低下抑制による安定化、光沢付与 など
化学式  
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
医薬部外品表示名 イソステアリン酸ペンタエリスリトール
配合目的 油性基剤、光沢、エモリエント、結合 など
化学式 イソステアリン酸ペンタエリスリトール
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
化粧品表示名
医薬部外品表示名
カルナウバロウ
配合目的 耐温性向上による安定化、光沢付与、硬度調整による感触改良、研磨・スクラブ、物理的脱毛 など
抽出元イメージ カルナウバロウ
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化粧品表示名
医薬部外品表示名
キャンデリラロウ
配合目的 耐温性向上による安定化、光沢付与 など
抽出元イメージ キャンデリラロウ
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医薬部外品表示名 吸着精製ラノリン
配合目的 抱水性エモリエント、光沢付与、乳化安定化 など
取得元イメージ 吸着精製ラノリン
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医薬部外品表示名 高級アルコール(C12-C15)安息香酸エステル
配合目的 溶剤、油性基剤、光沢付与 など
化学式 高級アルコール(C12-C15)安息香酸エステル
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医薬部外品表示名 合成金雲母
配合目的 増量・希釈、光沢付与 など
化学式 合成金雲母
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
医薬部外品表示名 合成フッ素金雲母
配合目的 増量・希釈、光沢付与 など
化学式 合成フッ素金雲母
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化粧品表示名 合成フルオロフロゴパイト
配合目的 増量・希釈、光沢付与 など
化学式 合成フルオロフロゴパイト
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医薬部外品表示名 コハク酸ジ2-エチルヘキシル
配合目的 油性基剤、硬度調整による感触改良、溶剤、光沢付与 など
化学式 コハク酸ジ2-エチルヘキシル
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
化粧品表示名 コハク酸ジエチルヘキシル
配合目的 油性基剤、硬度調整による感触改良、溶剤、光沢付与 など
化学式 コハク酸ジエチルヘキシル
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医薬部外品表示名 コハク酸ジオクチル
配合目的 油性基剤、硬度調整による感触改良、溶剤、光沢付与 など
化学式 コハク酸ジオクチル
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
化粧品表示名
医薬部外品表示名
コメヌカロウ
配合目的 耐温性向上による安定化、光沢付与硬度調整による感触改良、研磨・スクラブ など
抽出元イメージ コメヌカロウ
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化粧品表示名 ジフェニルジメチコン
配合目的 油性基剤、光沢付与 など
化学式 ジフェニルジメチコン
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
化粧品表示名 ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン
配合目的 油性基剤、光沢付与 など
化学式 ジフェニルシロキシフェニルトリメチコン
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医薬部外品表示名 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)
配合目的 エモリエント、光沢付与 など
化学式 ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)
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医薬部外品表示名 ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体
配合目的 非水系増粘、密着性向上およびベタつき感軽減による感触改良、光沢付与 など
化学式 ジメチルシロキサン・メチルステアロキシシロキサン共重合体
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医薬部外品表示名 ジメチル/ステアロキシポリシロキサン
配合目的 非水系増粘、密着性向上およびベタつき感軽減による感触改良、光沢付与 など
化学式 ジメチル/ステアロキシポリシロキサン
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化粧品表示名 (ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー
配合目的 非水系増粘、密着性向上およびベタつき感軽減による感触改良、光沢付与 など
化学式 (ステアロキシメチコン/ジメチコン)コポリマー
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化粧品表示名 セリサイト
配合目的 増量・希釈、光沢付与 など
化学式  
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化粧品表示名 セチルジメチコン
配合目的 油性基剤、光沢付与、エモリエント など
化学式 セチルジメチコン
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化粧品表示名
医薬部外品表示名
窒化ホウ素
配合目的 潤滑性向上による感触改良、光沢付与 など
化学式 窒化ホウ素
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化粧品表示名 テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
配合目的 油性基剤、光沢、エモリエント、結合 など
化学式 テトライソステアリン酸ペンタエリスリチル
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医薬部外品表示名 テトライソステアリン酸ペンタエリトリット
配合目的 油性基剤、光沢、エモリエント、結合 など
化学式 テトライソステアリン酸ペンタエリトリット
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化粧品表示名 トリイソステアリン
配合目的 油性基剤、光沢付与、エモリエント など
化学式 トリイソステアリン
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医薬部外品表示名 トリイソステアリン酸グリセリル
配合目的 油性基剤、光沢付与、エモリエント など
化学式 トリイソステアリン酸グリセリル
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化粧品表示名 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン
配合目的 油性基剤、光沢付与、エモリエント など
化学式 トリイソステアリン酸トリメチロールプロパン
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医薬部外品表示名 ネオペンタン酸2-オクチルドデシル
配合目的 エモリエント、光沢付与 など
化学式 ネオペンタン酸2-オクチルドデシル
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化粧品表示名 ネオペンタン酸オクチルドデシル
配合目的 エモリエント、光沢付与 など
化学式 ネオペンタン酸オクチルドデシル
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化粧品表示名
医薬部外品表示名
パルミチン酸セチル
配合目的 非水系増粘、光沢付与 など
化学式 パルミチン酸セチル
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医薬部外品表示名 ピバリン酸2-オクチルドデシル
配合目的 エモリエント、光沢付与 など
化学式 ピバリン酸2-オクチルドデシル
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化粧品表示名 フェニルトリメチコン
配合目的 油性基剤、光沢付与 など
化学式 フェニルトリメチコン
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化粧品表示名 ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル
配合目的 エモリエント、光沢付与 など
化学式 ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル
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化粧品表示名 ポリイソブテン
配合目的 結合、非水系増粘、光沢付与、皮膜形成 など
化学式 ポリイソブテン
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化粧品表示名
医薬部外品表示名
マイカ
配合目的 増量・希釈、光沢付与 など
化学式  
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
医薬部外品表示名 メチルフェニルポリシロキサン
配合目的 油性基剤、光沢付与 など
化学式  
レポート → 基本情報・配合目的・安全性ページ
→ 基本情報・配合目的・安全性ページ
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化粧品表示名
医薬部外品表示名
ラノリン
配合目的 抱水性エモリエント、光沢付与、乳化安定化 など
取得元イメージ ラノリン
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