水添ココグリセリルとは…成分効果と毒性を解説

ベース エモリエント成分
水添ココグリセリル
[化粧品成分表示名称]
・水添ココグリセリル

[医薬部外品表示名称]
・飽和脂肪酸グリセリル

水添ヤシ油を原料とした、グリセリンステアリン酸パルミチン酸ミリスチン酸およびラウリン酸からなる混合脂肪酸とのモノ、ジおよびトリグリセリドの混合物です。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的で、口紅・リップグロスなどスティック系メイクアップ化粧品、メイクアップ化粧品、ボディ&ハンドケア製品、洗浄製品などに使用されています(文献1:2011)

エモリエント作用

エモリエント作用に関しては、酸化安定性が高く、適度な硬さがあり、ベトつかない感触が特徴であり、主にメイクアップ化粧品のエモリエント剤として使用されています(文献2:2015)

実際の配合製品数および配合量に関しては、海外の2001年および2011年の調査結果になりますが、以下のように報告されています。

水添ココグリセリルの配合製品数と配合量の調査結果(2006-2008年)

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水添ココグリセリルの安全性(刺激性・アレルギー)について

水添ココグリセリルの現時点での安全性は、

  • 外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006に収載
  • 10年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性:ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

医薬部外品原料規格2006に収載されており、10年以上の使用実績がある中で重大な皮膚刺激性および皮膚感作の報告がみあたらないため、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

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水添ココグリセリルはベース成分、エモリエント成分にカテゴライズされています。

それぞれの成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 エモリエント成分

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文献一覧:

  1. Cosmetic Ingredient Review(2011)「Final Report on the Safety Assessment of Cocos nucifera (Coconut) Oil and Related Ingredients」International Journal of Toxicology(30)(3),5S-16S.
  2. 宇山 光男, 他(2015)「水添ココグリセリル」化粧品成分ガイド 第6版,66.

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