(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネートとは…成分効果と毒性を解説

パール光沢 光沢
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[化粧品成分表示名称]
・(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネート

[医薬部外品表示名称]
・ポリエチレンテレフタレート・アルミニウム・エポキシ積層末

ポリエステル樹脂の一種であるPET(ポリエチレンテレフタレート)Al(アルミニウム)を蒸着し、さらにエポキシ樹脂を積層した高分子積層フィルムをカットした薄膜片です。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的でネイル製品、メイクアップ化粧品、ヘアスタイリング製品、ボディジェル製品などに使用されています。

パール光沢またはキラキラと輝く光沢(ラメ)の付与

パール光沢またはキラキラと輝く光沢(ラメ)の付与に関しては、表面光沢性を有しており、細かい粉末状にしたものは真珠のような光沢を付与し、大きなものはキラキラと輝く光沢を出すことからラメとも呼ばれ(文献1:2015)、一般的にエポキシ樹脂部分を酸化鉄法定色素で着色し、光沢付与目的でネイルカラー、マニキュア、アイシャドー、アイライナーなどに使用されています。

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(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネートの安全性(刺激性・アレルギー)について

(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネートの現時点での安全性は、

  • 外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006に収載
  • 20年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

医薬部外品原料規格2006に収載されており、20年以上の使用実績がある中で重大な皮膚刺激および皮膚感作の報告がみあたらないため、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

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(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネートは着色剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:着色剤

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文献一覧:

  1. 宇山 侊男, 他(2015)「(PET/Al/エポキシ樹脂)ラミネート」化粧品成分ガイド 第6版,158.

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