マンガンバイオレットとは…成分効果と毒性を解説

着色
マンガンバイオレット
[化粧品成分表示名称]
・マンガンバイオレット

[医薬部外品表示名称]
・マンガンバイオレット

酸化マンガンとリン酸ニアンモニウムを混合・加熱して得られるピロリン酸マンガンアンモニウムから成る化合物(無機顔料)です。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的で、メイクアップ化粧品、ネイル製品などに使用されています。

淡紫色-暗紫色の着色

淡紫色-暗紫色の着色に関しては、耐光性、耐熱性に優れており、できた製品の中和の程度によって薄紫-暗紫となるため、紫色の着色目的でメイクアップ化粧品、ネイル製品に使用されています(文献2:1982)

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マンガンバイオレットの安全性(刺激性・アレルギー)について

マンガンバイオレットの現時点での安全性は、

  • 外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006に収載
  • 10年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

Food and Drug Administrationの連邦規則集(文献1:2017)によると、

  • マンガンバイオレットは、一般的に良好な製造工程および化粧品配合量において、眼領域に適用される化粧品の着色剤として安全に使用できる

と記載されています。

規則集をみるかぎり、皮膚刺激性および皮膚感作性なしと判断できるため、皮膚刺激性および皮膚感作性はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

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マンガンバイオレットは着色剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:着色剤

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文献一覧:

  1. FDA:Food and Drug Administration(2017)「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2775 Manganese violet」, <https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?fr=73.2775> 2018年5月25日アクセス.
  2. 松浦 勝彦(1982)「無機顔料(Ⅱ)有彩色顔料」色材協会誌(55)(8),590-599.

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