マンガンバイオレットとは…成分効果と毒性を解説

着色剤
マンガンバイオレット
[化粧品成分表示名称]
・マンガンバイオレット

[医薬部外品表示名称]
・マンガンバイオレット

19世紀に初めてつくられたピロリ酸マンガンアンモニウムからなる薄紫色~暗紫色の無機顔料です。

耐光性があり、安定性に非常に優れています。

化粧品に配合される場合は、ポイントメイクの着色剤としてアイシャドー、アイブロウ、アイペンシル、アイライナー、マスカラ、チーク、口紅、リップスティックなどのメイクアップ化粧品、またマニキュア、ネイルカラーなどのネイル製品に使用されます。

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マンガンバイオレットの安全性(刺激性・アレルギー)について

マンガンバイオレットの現時点での安全性は、皮膚およぼ眼領域への刺激性はほとんどなく、皮膚感作性(アレルギー性)の報告もないため、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2775 Manganese violet」(文献1:2017)によると、

  • マンガンバイオレットは、一般に眼領域に適用することを意図した化粧品を含む外用化粧品において適正な製造工程を経た場合で安全に使用される

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)では化粧品の着色剤としての安全性が認められているため、化粧品專門機関の安全性報告は後回しにされている状況ですが、皮膚刺激および皮膚感作の報告もみあたらないため、一般的に皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2775 Manganese violet」(文献1:2017)によると、

  • マンガンバイオレットは、一般に眼領域に適用することを意図した化粧品を含む外用化粧品において適正な製造工程を経た場合で安全に使用される

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)によって眼領域に適用される着色剤としての安全性が認められているため、一般に眼領域の刺激性はほとんどないと考えられます。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
マンガンバイオレット 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、マンガンバイオレットは毒性なし(∗1)となっており、安全性に問題はないと考えられます。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

マンガンバイオレットは着色剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:着色剤

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文献一覧:

  1. “FDA”(2017)「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2775 Manganese violet」, <https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?fr=73.2775> 2018年5月25日アクセス.
  2. 日光ケミカルズ(2016)「粉体および色材」パーソナルケアハンドブック,p351.

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