グンジョウとは…成分効果と毒性を解説

着色剤
グンジョウ
[化粧品成分表示名称]
・グンジョウ

[医薬部外品表示名称]
・グンジョウ、グンジョウピンク、グンジョウバイオレット

11世紀ごろには天然鉱物である瑠璃石を粉砕して得られていましたが、現在はイオウを含んだアルミニウム、ケイ素からできている青色~紫青色の顔料です。

粒子の大きさにより色相が異なり、粒子の小さいものは青みを帯びて着色力が大きく、粒子の大きいものは赤みを帯びて着色力は小さい。

化粧品に配合される場合は、着色剤としてアイシャドー、アイライナー、マスカラ、チーク、口紅、リップグロス、化粧下地などのメイクアップ化粧品、マニキュア、ネイルカラーなどのネイル製品に使用されています。

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グンジョウの安全性(刺激性・アレルギー)について

グンジョウの現時点での安全性は、皮膚およぼ眼領域への刺激性はほとんどなく、皮膚感作性(アレルギー性)の報告もないため、安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2725 Ultramarines」(文献1:2017)によると、

  • グンジョウは、一般に眼領域に適用することを意図した化粧品を含む外用化粧品において適正な製造工程を経た場合で安全である

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)では化粧品の着色剤としての安全性が認められているため、化粧品專門機関の安全性報告は後回しにされている状況ですが、皮膚刺激および皮膚感作の報告もみあたらないため、一般的に皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2725 Ultramarines」(文献1:2017)によると、

  • グンジョウは、一般に眼領域に適用することを意図した化粧品を含む外用化粧品において適正な製造工程を経た場合で安全である

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)によって眼領域に適用される着色剤としての安全性が認められているため、一般に眼領域の刺激性はほとんどないと考えられます。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
グンジョウ 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、グンジョウは毒性なし(∗1)となっており、安全性に問題はないと考えられます。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

グンジョウは着色剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:着色剤

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文献一覧:

  1. “FDA”(2017)「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2725 Ultramarines」, <https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?fr=73.2725> 2018年5月25日アクセス.
  2. 日光ケミカルズ(2016)「粉体および色材」パーソナルケアハンドブック,p348.

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