カラメルとは…成分効果と毒性を解説

着色剤
カラメル
[化粧品成分表示名称]
・カラメル

[医薬部外品表示名称]
・カラメル

グルコース、スクロース、転化糖、水飴、デンプン加水分解物、糖みつまたはその他の糖類を熱処理して得た暗褐色~黒色の混合物です。

カラメルの組成はまだはっきりと解明されていませんが、着色物質は約30%といわれており、このほかに糖の分解によって生成する有機酸、エステルなどが含まれます。

化粧品に配合される場合は、水に溶けるタイプの天然色素として使われ、薄い褐色や他の色素に混ぜて微妙な色彩を演出したり、白いクリームに微量を加えることでコクのある高級感を演出する目的で、シャンプー、コンディショナー、トリートメントなどのヘアケア製品、また化粧水、美容液、ジェル、クリームなどのスキンケア化粧品、洗顔石鹸、洗顔フォーム、ボディソープなどの洗浄製品など幅広い製品に使用されます。

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カラメルの安全性(刺激性・アレルギー)について

カラメルの現時点での安全性は、皮膚刺激性および眼領域の刺激性はほとんどなく、皮膚感作(アレルギー)の報告もないため、安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2085 Caramel」(文献1:2017)によると、

  • カラメルは、一般に眼の領域に適用される化粧品の着色剤として安全である

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)では化粧品の着色剤としての安全性が認められているため、化粧品專門機関の安全性報告は後回しにされている状況ですが、皮膚刺激および皮膚感作の報告もみあたらないため、一般的に皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

“FDA”の「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2085 Caramel」(文献1:2017)によると、

  • カラメルは、一般に眼の領域に適用される化粧品の着色剤として安全である

と記載されています。

詳細な試験データはみあたりませんが、FDA(アメリカ食品医薬品局)によって眼領域に適用される着色剤としての安全性が認められているため、一般に眼領域の刺激性はほとんどないと考えられます。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
カラメル 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、カラメルは毒性なし(∗1)となっており、安全性に問題はないと考えられます。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

カラメルは着色剤にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:着色剤

∗∗∗

文献一覧:

  1. “FDA”(2017)「Code of Federal Regulations Title 21 Sec. 73.2085 Caramel」, <https://www.accessdata.fda.gov/scripts/cdrh/cfdocs/cfcfr/CFRSearch.cfm?fr=73.2085> 2018年5月24日アクセス.

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