着色剤の解説と成分一覧

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化粧品や肌に色をつけるための成分で、着色剤が配合される化粧品には、

  • 顔を均一な色彩に整えるファンデーション
  • パーツごとに様々な彩りを与えて魅力を高めるポイントメイク
  • 使う人の心理に影響を与え、使用感を左右するスキンケア化粧品

があります。

メイクアップ化粧品で使われる着色剤は、肌にしっかりとした色がのる必要がありますが、スキンケア化粧品で使われる着色剤は、ほとんどの場合製品自体に色がついていても肌に塗ったときにわからなくなるほうがいいので、両者では使われる着色剤の種類や量が異なります。

色材は、無機顔料、有機合成色素、天然色素の3つに大きく分けられます。

無機顔料

顔料とは、水や油に溶けない粉体状の色材のことで、中でも有機物を含まないものを無機顔料と呼びます。

耐光性(∗1)に優れたものが多く、メイクアップ化粧品の着色剤として必須です。

∗1 耐光性とは、屋外で使用したときに変色や劣化などの変質が起こりにくい性質のこと。

無機顔料は、性質によって以下の4種類に分類されます。

  • 白色顔料:酸化チタン、酸化亜鉛
  • 着色顔料:酸化鉄、グンジョウ
  • 体質顔料:シリカ、マイカ、タルク、カオリン、炭酸Ca
  • パール顔料:魚鱗箔、オキシ塩化ビスマス、ホウケイ酸(Ca/Al)、ホウケイ酸(Ca/Na)

無機顔料は、水にも油にも溶けない比較的大きな粉体で、光を通さないため無機顔料を使ったファンデーションの多くは製品にSPFやPAの記載がなくても多少の紫外線防止効果があり、中でも白色顔料である酸化チタンや酸化亜鉛は紫外線散乱剤としても使用されます。

有機合成色素

無機顔料は種類や色のバリエーションも少なく、とくに鮮やかな発色の成分がないため有機合成色素は多くの種類が存在します。

もともとはコールタールに含まれる成分から合成されることが多かったためタール色素と呼ばれてましたが、現在はそれ以外の方法で合成される場合もあるため有機合成色素または合成色素と呼ぶことが増えています。

有機合成色素はアレルギー問題が社会的な課題となったこともあり、医薬品の着色剤として許可された83種類の有機合成色素を法定色素と呼び、その中から厳選されたものだけが化粧品への使用を許可されています。

アレルギー問題のイメージもあり、現在のスキンケア化粧品(基礎化粧品)にはあえて色素成分を配合しないものが増えていますが、アレルゲンの除去にかかわる化粧品技術は着実に進歩しており、安全性はかなり高い水準にあるといっていいと思います。

天然色素色素

自然の中には様々な色をもった動植物が存在しますが、これらの動植物に含まれる色の成分を取り出したものが天然色素です。

天然色素はしっかりと着色できないものが多く、また熱や光で遜色することも多いためメイク製品に使われることはほとんどありません。

着色剤一覧

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オキシ塩化ビスマス
オキシ塩化ビスマスとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
独特の光沢があり、付着性もよく、合成パールエッセンスとして固形メイクアップ化粧品に配合される成分、オキシ塩化ビスマスの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ オキシ塩化ビスマス記事を読む


カーボンブラック
カーボンブラックとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
黒色顔料としてメイクアップ化粧品に配合される成分、カーボンブラックの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ カーボンブラック記事を読む

カオリン
カオリンとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
白色顔料として他の粉体の肌への付着性を高めたり、パウダー基剤とする目的でメイクアップ製品に配合される成分、カオリンの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ カオリン記事を読む

カラメル
カラメルとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
微妙な色彩やコクのある高級感を演出する目的で化粧品に配合される成分、カラメルの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ カラメル記事を読む

カルミン
カルミンとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
赤色の色素として口紅や頬紅などのメイクアップ製品に配合される成分、カルミンの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ カルミン記事を読む

グンジョウ
グンジョウとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
青色や紫青色の色素としてメイクアップ製品に配合される成分、グンジョウの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ グンジョウ記事を読む

合成金雲母
合成金雲母とは…成分効果と毒性を解説
着色剤
パール顔料としてメイクアップ製品に配合されたり肌を明るく見せる目的でスキンケア化粧品に配合される成分、合成金雲母の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ 合成金雲母記事を読む

合成フルオロフロゴパイト
合成フルオロフロゴパイトとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
パール顔料としてメイクアップ製品に配合されたり肌を明るく見せる目的でスキンケア化粧品に配合される成分、合成フルオロフロゴパイトの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ 合成フルオロフロゴパイト記事を読む

コチニール
コチニールとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
赤色の色素として口紅や頬紅などのメイクアップ製品に配合される成分、コチニールの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ コチニール記事を読む

コンジョウ
コンジョウとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
青色や紫青色の無機顔料としてメイクアップ化粧品に配合される成分、コンジョウの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ コンジョウ記事を読む


酸化鉄
酸化鉄とは…成分効果と毒性を解説
着色剤
透明感のある明るい肌を演出する目的でメイクアップ化粧品に配合される成分、酸化鉄の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ 酸化鉄記事を読む

シアノコバラミン
シアノコバラミンとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
赤系の色を出す目的で化粧品に配合される成分、シアノコバラミンの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について解説します。
→ シアノコバラミン記事を読む


タルク
タルクとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
肌への伸びや広がり、吸着力を良くする目的でメイクアップ製品に配合される成分、タルクの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ タルク記事を読む

炭酸Ca
炭酸Caとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
透明感のある仕上がり効果や皮脂を吸収させて化粧持ちを良くする目的でメイクアップ製品に配合される成分、炭酸Caの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ 炭酸Ca記事を読む

窒化ホウ素
窒化ホウ素とは…成分効果と毒性を解説
着色剤
光沢があり、のび、つや、のりのバランスがとれており、肌に負担のないフィット感を与えるためメイクアップ製品に配合される成分、窒化ホウ素の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
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ホウケイ酸(Ca/Al)
ホウケイ酸(Ca/Al)とは…成分効果と毒性を解説
着色剤
パール状の美しい光沢感をだす目的でメイクアップ化粧品に配合される成分、ホウケイ酸(Ca/Al)の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ ホウケイ酸(Ca/Al)記事を読む

ホウケイ酸(Ca/Na)
ホウケイ酸(Ca/Na)とは…成分効果と毒性を解説
着色剤
パール状の美しい光沢感をだす目的でメイクアップ化粧品に配合される成分、ホウケイ酸(Ca/Na)の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ ホウケイ酸(Ca/Na)記事を読む


マイカ
マイカとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
伸びやすさ、ツヤ出し、肌への密着性をだす目的でメイクアップ製品に配合される成分、マイカ(セリサイト)の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
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マンガンバイオレット
マンガンバイオレットとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
ポイントメイクに紫色をつける目的でメイクアップ製品に配合される成分、マンガンバイオレットの効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ マンガンバイオレット記事を読む


硫酸Ba
硫酸Baとは…成分効果と毒性を解説
着色剤
透明感のある白色粉体として酸化チタンなどとともにメイクアップ製品に配合される成分、硫酸Ba(硫酸バリウム)の効果や安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について具体的にわかりやすく解説します。
→ 硫酸Ba記事を読む

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