赤202の基本情報・配合目的・安全性

赤202

化粧品表示名 赤202
医薬部外品表示名 法定色素
法定色素名 赤色202号
別名 リソールルビンBCA
INCI名 CI 15850、Red 7
配合目的 着色

1. 基本情報

1.1. 定義

以下の化学式で表されるタール色素法定色素です[1a][2a]

赤202

1.2. 性状

赤202の物性・性状は、

状態 帯青赤色の粉末
溶解性 水、エタノール、グリセリン、油脂に不溶

このように報告されています[2b]

2. 化粧品としての配合目的

化粧品に配合される場合は、

  • 赤色の着色

主にこれらの目的で、メイクアップ製品、ネイル製品などに汎用されています。

以下は、化粧品として配合される目的に対する根拠です。

2.1. 赤色の着色

赤色の着色に関しては、赤202は帯青赤色の粉末であり、赤色の着色または他の着色剤と組み合わせて様々な色に着色する目的で主にメイクアップ製品、ネイル製品などに汎用されています[1b][2c]

3. 混合原料としての配合目的

赤202は、混合原料が開発されており、赤202と以下の成分が併用されている場合は、混合原料として配合されている可能性が考えられます。

原料名 Geonature C Fuchsia 008 HEX x 001
構成成分 セルロースグリセリン、ポリウレタン-33、アクリレーツコポリマーAl赤202
特徴 セルロースを基材とした赤紫の生分解性ラメ材
原料名 Geonature C Lilac 008 HEX x 001
構成成分 セルロースグリセリン、ポリウレタン-33、アクリレーツコポリマーAl赤202コンジョウ
特徴 セルロースを基材とした紫の生分解性ラメ材
原料名 Geonature C Sand 008 HEX x 001
構成成分 セルロースグリセリン、ポリウレタン-33、アクリレーツコポリマーAl黄4赤202
特徴 セルロースを基材としたベージュの生分解性ラメ材
原料名 Geonature C Red 008 HEX x 001
構成成分 セルロースグリセリン、ポリウレタン-33、アクリレーツコポリマーAl黄4赤202赤220
特徴 セルロースを基材とした赤の生分解性ラメ材
原料名 COLOR GREASE R7CA
構成成分 キャンデリラロウエキス、スクワラン赤202
特徴 キャンデリラ由来の植物樹脂とスクワランに顔料を混合したカラーペースト

4. 安全性評価

赤202の現時点での安全性は、

  • 20年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

4.1. 皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)

20年以上の使用実績がある中で重大な皮膚刺激および皮膚感作の報告がみあたらないため、化粧品配合量および通常使用下において、一般に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

4.2. 眼刺激性

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細不明です。

5. 参考文献

  1. ab日本化粧品工業連合会(2013)「赤202」日本化粧品成分表示名称事典 第3版,1105-1106.
  2. abc日本化粧品工業連合会 編(2004)「赤色202号」法定色素ハンドブック 改訂版,56-58.

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