ローヤルゼリーエキス(ローヤルゼリー)とは…成分効果と毒性を解説

細胞賦活剤 抗老化成分 抗シワ成分 保湿成分 抗菌成分
ローヤルゼリーエキス(ローヤルゼリー)
[化粧品成分表示名称]
・ローヤルゼリーエキス

[医薬部外品表示名称]
・ローヤルゼリーエキス

[慣用名]
・ローヤルゼリー、ローヤルゼリー抽出液

ミツバチの若い働きバチが分泌する粘性物質から得られるエキスです。

日本名では王乳と言いますが、一般的にはローヤルゼリーと呼ばれることが多いです。

独特のにおいのあるヒドロキシデセン酸をはじめ、ビタミンB、パントテン酸、アミノ酸、酵素、ミネラルなどを多量に含んでおり、非常に栄養価が高いです。

ローヤルゼリーエキスは、女王バチが幼虫から成虫になるまでに与えられる食餌なのですが、女王バチはほかのハチに比べて生長が早く体も大きくなり生存期間も長い(働きバチの約40倍の寿命)理由は、ローヤルゼリーの摂取によるものと考えられており、欧米では古くから長寿の妙薬として尊重してきました。

また、ローヤルゼリーエキスは女王バチの幼虫の体表面からも吸収される物質であることから化粧品原料としても注目されています。

化粧品に配合した場合、細胞を賦活し、皮膚組織の新陳代謝を促進し、シミや小ジワを防ぐ作用があり、さらに皮膚の保湿性を高める効果があります。

また、ローヤルゼリーエキスに含まれるヒドロキシデセン酸は優れた抗菌作用も有しています。

ローヤルゼリーの効能効果は、日本では山田養蜂場がちからを入れて研究しており、角質層の保湿効果は以下のような研究結果が明らかになっています。

ローヤルゼリー塗布後の角質水分量比較

プラセボとは何も塗布していないという意味で、何も塗布していない場合とローヤルゼリーエキスを塗布した場合を比較しているのですが、4週間塗布し続けた場合は、角質水分量が140%ほどに上がっているのがわかります。

さらに塗布するのではなく、飲用しても同じように角質水分量が増加することも明らかになっています。

また、目尻の小ジワについても研究結果が明らかになっているので掲載しておきます。

ローヤルゼリー塗布後の目尻のシワの深さ比較

少しわかりづらいかもしれませんが、ローヤルゼリーエキスを高用量塗布した場合、12週間で0.1%シワの深さが改善していたことが明らかになっているということです。

低用量の場合は約半分の0.05%の改善効果です。

低い数字に見えるかもしれませんが、しわが目立たなくなっているのがわかるぐらいの変化率です。

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ローヤルゼリーエキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

ローヤルゼリーエキスの中には刺激を感じる成分も含まれているのですが、現在はローヤルゼリーエキスから刺激のある成分を取り除いて配合していることがほとんどなので、刺激性の心配はほとんどないと考えられます。

また、喘息や食物アレルギーをもつ方の中で、経口摂取において1994年・1996年にアレルギー症状がでた事例が報告されていますが、現在は酵素分解ローヤルゼリーというアレルギーが起こりにくいローヤルゼリーが主流となっています。

ただし、アレルギーが起こりにくくなっているとはいえ起こらないということではないので、喘息や食物アレルギーのある方の飲用は控えるべきです。

化粧品でのアレルギー報告はありませんが、喘息や食物アレルギーのある方は念のため販売会社にアレルギーについて問い合わせてください。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ローヤルゼリーエキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

ローヤルゼリーエキスとセットで使用される成分と効果

・ローヤルゼリーの水、BGエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
水、BG、ローヤルゼリーエキス
・水で抽出したミツバチの咽頭部から分泌されるローヤルゼリーとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] BG、水、ローヤルゼリーエキス
[医薬部外品表示] 1,3-ブチレングリコール、ローヤルゼリーエキス
・エタノール抽出したミツバチの咽頭部から分泌されるローヤルゼリーとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] 水、エタノール、ローヤルゼリーエキス
[医薬部外品表示] ローヤルゼリーエキス
・ ミツバチの分泌物(ローヤルゼリー)から抽出されたエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] ローヤルゼリーエキス、BG、水
[医薬部外品表示] ローヤルゼリーエキス
・ ミツバチの分泌物(ローヤルゼリー)から抽出されたエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] ローヤルゼリーエキス、エタノール、水
[医薬部外品表示] ローヤルゼリーエキス
・女王蜂のために作られる栄養価の高い特別なゼリーのエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
ハチミツエキス、ローヤルゼリーエキス、水、グリセリン、安息香酸Na、クエン酸、ソルビン酸K
・美白、エイジングケア化粧品などにおすすめの4種の生薬エキスのコンプレックスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] マグワ根皮エキス、オタネニンジン根エキス、サッカロミセスセレビシアエエキス、ローヤルゼリーエキス、BG、水
[医薬部外品表示] クワエキス、ニンジンエキス、酵母エキス(3)、ローヤルゼリーエキス
・美白、エイジングケア化粧品などにおすすめの4種の生薬エキスのコンプレックスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] カンゾウ根エキス、オタネニンジン根エキス、サッカロミセスセレビシアエエキス、ローヤルゼリーエキス、BG、水
[医薬部外品表示] カンゾウフラボノイド、ニンジンエキス、酵母エキス(3)、ローヤルゼリーエキス、1,3-ブチレングリコール

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

ローヤルゼリーエキスは抗炎症成分にカテゴライズされています。

それぞれの成分一覧は以下からお読みください。

参考:抗老化成分一覧 保湿成分一覧

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