ユズ種子エキスとは…成分効果と毒性を解説

細胞賦活剤 美白成分 抗シワ成分 抗老化成分 保湿成分
ユズ種子エキス
[化粧品成分表示名称]
・ユズ種子エキス

ミカン科植物ユズの種子から抽出して得られるエキスです。

ユズ種子エキスの有効成分リモニンには、メラニン生成抑制作用・線維芽細胞増殖作用・皮膚のターンオーバー促進効果が認められています。

メラニン生成抑制作用に関しては、チロシナーゼの活性阻害作用で、いわゆるシミ予防効果になりますが、オリザ油化株式会社が公開している実験データによると、ユズ種子エキスのチロシナーゼ活性阻害効果は、アルブチンには及びませんが、純正のビタミンCよりは効果が高いことを示しています。

チロシナーゼの活性阻害作用比較(ユズ種子エキス)

チロシナーゼの活性阻害作用比較(β-アルブチン)

チロシナーゼの活性阻害作用比較(ビタミンC)

線維芽細胞増殖作用に関してもオリザ油化株式会社が公開している資料によると、少しの濃度でもユズ種子エキスが線維芽細胞の増殖を促進し、皮膚細胞の増殖を促進することが示唆されています。

ユズ種子エキス濃度によるヒトの線維芽細胞増殖率

上のグラフをみる限り、少しの濃度でも細胞増殖率が130%以上に増えているのが確認できます。

さらに、皮膚の老化には表皮基底膜の損傷が関与しますが、ユズ種子エキスには、その基底膜の構成成分であるラミニン5、Ⅳ型およびⅦ型コラーゲンの3つの成分の産生を促進し、さらに表皮のヒラルロン酸の産生も促す抗老化作用があることが2013年7月9日に資生堂によって明らかにされ、皮膚の老化を抑えるエイジングケア成分として注目されています。

参考:資生堂、「ユズ種子エキス」に皮膚の老化の原因である基底膜の損傷を修復する効果、表皮のヒアルロン酸の産生を促進する効果を発見(PDFファイル)

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ユズ種子エキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

ユズ種子エキスは感作試験の結果、毒性・刺激性・アレルギー反応は認められず、安全性の高い成分であると考えられています。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ユズ種子エキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

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ユズ種子エキスは保湿成分とエモリエント成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:美白成分 抗老化(抗シワ)成分 保湿成分

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