化粧品における旧表示指定成分の解説と一覧表

化粧品における旧表示指定成分一覧

2001年に4月1日に薬事法が改定されて化粧品も全成分の表示が義務付けられたのですが、それ以前はごくまれにアレルギーを起こすことがある特定の成分のみ表示義務がありました。

その表示義務のあった特定の成分を「表示指定成分」と呼んでいたのですが、現在は全成分表示しなければならないため、それまで「表示指定成分」と呼ばれていた成分は、2001年以降「旧表示指定成分」と呼ばれるようになりました。

以下に旧表示指定成分にあたる102の成分を掲載しておきますが、ひとつ覚えておいてほしいことがあります。

それは、これらの旧表示指定成分が、使う人の体質によってごくまれにアレルギーなどの肌トラブルを起こす可能性がある成分として1980年に定められたものであるということです。

つまり、35年以上も前に定められたもので、現在は技術の進歩で安全性が高まった成分も数多くあります。

それどころか、例えば旧表示指定成分に指定されている防腐剤のメチルパラベンは、今では最も安全性の高い防腐剤として幅広く化粧品に使用されています。

そういった事実があるにもかかわらず、旧表示指定成分をもちだしてパラベンは使わない方がいい、パラベンフリーのものが肌によいという誤った情報が未だに伝えられています。

“旧表示指定成分だから安全ではない”と思い込まずに、その成分の現在の正確な情報を参考にしてください。

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旧表示指定成分一覧

成分はすべて殺菌・防腐剤です。

∗ 末尾に○がついてる場合、○の中には数字やアルファベットが入ります。

∗ →の手前が旧表示名、→の後は、全成分表示になってから表示名に変更があった場合の変更された表示名になります。

1.  1,3-ジメチロール-5,5-ジメチルヒダントイン  → DMDMヒダントイン
2.  2-(2-ヒドロキシ-5-メチルフェニル)ベンゾトリアゾール  → ドロメトリゾール
3.  2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン  → メチルイソチアゾリノン
4.  5-クロロ-2-メチル-4-イソチアゾリン-3-オン  → メチルクロロイソチアゾリノン
5.  dl-α-トコフェロール  → トコフェロール
6.  NN”-メチレンビス → イミダゾリジニルウレア
7.  安息香酸及びその塩類  → 安息香酸及び安息香酸○
8.  イクタモール
9.  イソプロピルメチルフェノール  → シメン-5-オール
10.  ウンデシレン酸モノエタノールアミド  → ウンデシレナミドMEA
11.  ウンデシレン酸及びその塩類  → ウンデシレン酸、及びウンデシレン酸○
12.  液状ラノリン
13.  エデト酸、及びその塩類  → EDTA及びEDTA○
14.  塩化アルキルトリメチルアンモニウム  → ベヘントリモニウムクロリド
15.  塩化ジステアリルジメチルアンモニウム  → ジステアリルジモニウムクロリド
16.  塩化ステアリルジメチルベンジルアンモニウム  → ステアラルコニウムクロリド
17.  塩化ステアリルトリメチルアンモニウム  → ステアルトリモニウムクロリド
18.  塩化セチルトリメチルアンモニウム  → セトリモニウムクロリド
19.  塩化セチルピリジニウム  → セチルピリジニウムクロリド
20.  塩化ベンザルコニウム  → ベンザルコニウムクロリド
21.  塩化ベンゼトニウム  → ベンゼトニウムクロリド
22.  塩化ラウリルトリメチルアンモニウム  → ラウリルトリモニウムクロリド
23.  塩化リゾチーム
24.  塩酸アルキルジアミノエチルグリシン  → アルキル(C12-14)ジアミノエチルグリシンHCl
25.  塩酸クロルヘキシジン  → クロルヘキシジン2HCl
26.  塩酸ジフェンヒドラミン  → ジフェンヒドラミンHCl
27.  オキシベンゾン  → オキシベンゾン-3
28.  オルトフェニルフェノール  → フェニルフェノール
29.  カテコール
30.  還元ラノリン  → 水添ラノリン
31.  カンタリスチンキ  → マメハンミョウエキス
32.  グアイアズレン
33.  グアイアズレンスルホン酸ナトリウム  → グアイアズレンスルホン酸Na
34.  グルコン酸クロルヘキシジン
35.  クレゾール
36.  クロラミンT
37.  クロルキシレノール
38.  クロルクレゾール  → p-クロロ-m-クレゾール
39.  クロルフェネシン
40.  クロロブタノール
41.  硬質ラノリン  → ラノリンロウ
42.  酢酸dl-α-トコフェロール  → 酢酸トコフェロール
43.  酢酸ポリオキシエチレンラノリンアルコール  → 酢酸ラネス-9,酢酸ラネス-10
44.  酢酸ラノリン
45.  酢酸ラノリンアルコール
46.  サリチル酸フェニル
47.  サリチル酸及びその塩類  → サリチル酸、及びサリチル酸○
48.  ジイソプロパノールアミン  → DIPA
49.  ジエタノールアミン  → DEA
50.  シノキサート
51.  ジブチルヒドロキシトルエン  → BHT
52.  臭化アルキルイソキノリニウム  → ラウリルイソキノリニウムブロミド
53.  臭化セチルトリメチルアンモニウム  → セトリモニウムブロミド
54.  臭化ドミフェン
55.  ショウキョウチンキ  → ショウキョウエキス
56.  水素添加ラノリンアルコール  → 水素ラノリンアルコール
57.  ステアリルアルコール
58.  セタノール
59.  セチル硫酸ナトリウム
60.  セトステアリルアルコール  → セテアリルアルコール
61.  セラック
62.  ソルビン酸及びその塩類  → ソルビン酸、及びソルビン酸○
63.  チモール
64.  直鎖型アルキルベンゼンスルホン酸ナトリウム  → ドデシルベンゼンスルホン酸No,
65.  チラム
66.  デヒドロ酢酸及びその塩類  → デヒドロ酢酸○
67.  天然ゴムラテックス  → ゴムラテックス
68.  トウガラシチンキ  → トウガラシエキス、及びトウガラシ果実エキス
69.  トラガント
70.  トリイソプロパノールアミン  → TIPA
71.  トリエタノールアミン  → TEA
72.  トリクロサン
73.  トリクロロカルバニリド  → トリクロカルバン
74.  ニコチン酸ベンジル
75.  ノニル酸バニリルアミド  → ヒドロキシメトキシベンジルペラルゴナミド
76.  パラアミノ安息香酸エステル  → ○PABA、及び○PABA○
77.  パラオキシ安息香酸エステル  → ○パラベン
78.  パラクロルフェノール  → クロロフェノール
79.  パラフェノールスルホン酸亜鉛  → フェノールスルホン酸亜鉛
80.  ハロカルバン  → クロフルカルバン
81.  ピロガロール  → 現在配合不可
82.  フェノール
83.  ブチルヒドロキシアニソール  → BHA
84.  プロピレングリコール  → PG
85.  ヘキサクロロフェン
86.  ベンジルアルコール
87.  没食子酸プロピル
88.  ポリエチレングリコール(平均分子量が600以下の物)  → PEG-○(○は12以下)
89.  ポリオキシエチレンラウリルエーテル硫酸塩類  → ラウレス硫酸○
90.  ポリオキシエチレンラノリン  → PEG-○ラノリン
91.  ポリオキシエチレンラノリンアルコール  → ラネス-○
92.  ミリスチン酸イソプロピル
93.  ラウリル硫酸塩類  → ラウリル硫酸○
94.  ラウロイルサルコシンナトリウム  → ラウロイルサルコシンNa
95.  ラノリン
96.  ラノリンアルコール
97.  ラノリン脂肪酸イソプロピル
98.  ラノリン脂肪酸ポリエチレングリコール  → ラノリン脂肪酸PEG-○
99.  レゾルシン
100.  ロジン
101.  ホルモン  → エストラジオール、エチニルエストラジオール
102.  色材・色素  → タール色素を定める省令

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