ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルとは…成分効果と毒性を解説

ベース エモリエント成分 光沢
ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル
[化粧品成分表示名称]
・ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル

[医薬部外品表示名称]
・ジペンタエリトリット脂肪酸エステル(1)

化学構造的に多価アルコールの一種であるジペンタエリスリトールとヒドロキシステアリン酸、ステアリン酸、ロジン酸から得られる混合脂肪酸から成るエステル油です。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的で、メイクアップ化粧品、スキンケア化粧品、ヘアケア製品、洗顔料などに使用されています。

エモリエント作用

エモリエント作用に関しては、化学構造的にヒドロキシステアリン酸のヒドロキシ基(水酸基)により高い極性と保湿性・抱水性を有したツヤ・光沢のあるラノリン代替エモリエント剤として主にメイクアップ化粧品に使用されています(文献1:2010;文献2:2015)

光沢付与

光沢付与に関しては、化学構造的にロジン酸をもっていることでツヤ・光沢を付与することから、口紅、スキンケア化粧品、リンス、ヘアトリートメントなどに使用されています(文献1:2010)

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ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルの安全性(刺激性・アレルギー)について

ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルの現時点での安全性は、

  • 外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006に収載
  • 10年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 眼刺激性:詳細不明
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

医薬部外品原料規格2006に収載されており、10年以上の使用実績がある中で重大な皮膚刺激および皮膚感作の報告がみあたらないため、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に皮膚刺激および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられますが、詳細な安全性試験データがみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがみあたらないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

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ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチルはベース成分、エモリエント成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 エモリエント成分

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文献一覧:

  1. 日清オイリオグループ株式会社(2010)「コスモール168AR,コスモール168ARV」資料.
  2. 宇山 光男, 他(2015)「ヘキサ(ヒドロキシステアリン酸/ステアリン酸/ロジン酸)ジペンタエリスリチル」化粧品成分ガイド 第6版,76.

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