水(精製水)とは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 溶剤
水(精製水)
[化粧品成分表示名称]
・水

[医薬部外品表示名称]
・精製水

医薬部外品原料規格において、日本薬局方常水を蒸留、イオン交換、超ろ過またはそれらの組み合わせにより精製して得られる水素と酸素の化合物です。

一般的な水(水道水:常水)にはミネラルなどが含まれていますが、ミネラルが含まれていると化粧品に配合された他の成分と反応を起こしたり、溶解度、経時変化による沈殿や脱色など安定性に影響を与えることがあるため、化粧品および医薬部外品(薬用化粧品)には精製水が使用されます。

化粧品に配合される場合は、

これらの目的で、あらゆる製品に使用されています。

水溶性成分の溶媒

様々な水溶性物質を溶かし込むために最も汎用されている溶媒であり、またその水溶性物質を溶かし込む性質および安全性・安定性の側面から水溶性基剤としても最も汎用されています。

基剤として使用されている場合は、成分表示一覧の最初に記載され、個別成分の溶媒として使用されているのみの場合は最後のほうに記載されます。

スポンサーリンク

水の安全性(刺激性・アレルギー)について

水の現時点での安全性は、

  • 医療上汎用性があり有効性および安全性の基準を満たした成分が収載される日本薬局方に収載
  • 外原規2006規格の基準を満たした成分が収載される医薬部外品原料規格2006に収載
  • 10年以上の使用実績
  • 皮膚刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 眼刺激性:ほとんどなし(データなし)
  • 皮膚感作性(アレルギー性):ほとんどなし(データなし)
  • 光毒性および光感作性:ほとんどなし(データなし)

このような結果となっており、化粧品配合量および通常使用下において、一般的に安全性に問題のない成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

試験結果や安全性データはみあたりませんが、水は人類にとって最もありふれた液体であり、また生命を維持するには必要不可欠な物質であり、古来より飲用および外用に使用されてきていることから、一般的に皮膚刺激性および皮膚感作性はないと考えられます。

眼刺激性について

試験結果や安全性データはみあたりませんが、水は最もありふれた液体および溶媒であり、医薬品である点眼薬にも汎用されている事実から、一般的に眼刺激性はないと考えられます。

∗∗∗

水はベース成分、その他にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 その他

スポンサーリンク

TOPへ