マルチトールとは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 保湿成分
マルチトール
[化粧品成分表示名称]
・マルチトール

[医薬部外品表示名称]
・マルチトール液

グルコース(ブドウ糖)とソルビトールが結合した2糖類(∗1)の糖アルコールです。

∗1 糖といえば砂糖ですが、砂糖はブドウ糖と果糖が結合したもので、砂糖を加水分解すると、もとのブドウ糖と果糖に分かれます。このそれぞれ単独(1分子)の糖を単糖といい、単糖が2個(2分子)結合してできた糖を2糖類といいます。

マルトース(麦芽糖)を還元して得られるので還元麦芽糖とも呼ばれます。

マルチトールは水に溶けやすくアルコールには溶けない性質で、大気中の湿度とほとんど関係なく、水分を保つ保湿性に優れています。

糖アルコールなので甘みがあり、砂糖の75%くらいのまろやかな甘みです。

化粧品に配合される場合は、グリセリンやソルビトールのように湿度の変化によって水分の吸収や放出が少ないことがわかっており、水分をほぼ一定に保つことができる優れた保湿性があるので、化粧水・乳液・クリームなどのスキンケア化粧品で幅広く使用されています。

肌への感触がよく安定性が高いので乾燥肌用や敏感肌用化粧品によく配合されています。

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マルチトールの安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について

マルチトールは、安全性が高く刺激性もほとんどない安心して使える成分であることがわかっており、上記のとおり乾燥肌用や敏感肌用の化粧品によく配合されています。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、マルチトールは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

マルチトールとセットで使用される成分と効果

・天然乳化能力とスキンケア効果を合わせ持った多機能乳酸菌発酵米として、以下の成分表示順で使用されます。すべてが天然由来で、抗炎症・抗酸化・保湿など多彩なスキンケア効果を持ちつつ優れた乳化能力で、全く新しい天然由来の安心・安全な高機能クリーム、乳液が調製可能です。
[化粧品表示] 乳酸桿菌/コメ発酵物、マルチトール、アルギニン
[医薬部外品表示] 親水性乳酸菌発酵米・P

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

マルチトールはベース成分と保湿成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 保湿成分

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