ベヘン酸とは…成分効果と毒性を解説

ベース成分
ベヘン酸
[化粧品成分表示名称]
・ベヘン酸

[医薬部外品表示名称]
・ベヘニン酸

ナタネ油を原料とし、加水分解したのち蒸留精製して得られる白色固体の高級飽和脂肪酸混合物です。

植物オイルの中では、

  • モリンガ油:9%
  • ピーナッツ油:2.8%
  • ホホバ種子油:0.2%

などに含まれています。

化粧品に配合される場合は、乳化製品の安定性を高めたり、温度耐性の改善や製品に真珠光沢を与えたいときに使用されます。

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ベヘン酸の安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について

食用としての利用が多いベヘン酸ですが、化粧品への使用でも毒性や刺激性はまったくなく、アレルギーや副作用の報告もない安全性が高いと考えられる成分です。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ベヘン酸は毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

ベヘン酸とセットで使用される成分と効果

・マルチラメラ構造を有する脂質濃縮プレミックスとして、以下の成分表示順で使用されます。表皮の水分量管理システムを最適化し、乾燥した老化皮膚を回復。皮膚本来の保水バリアー機能を修復する。
セテアレス-25、グリセリン、セタノール、ベヘン酸、コレステロール、セラミドNP、セラミドNS、セラミドEOS、セラミドAP、カプロオイルフィトスフィンゴシン、カプロオイルスフィンゴシン
・ペプチド、オオムギ麦芽外殻ワックス、異性化リノール酸の混合原料として、以下の成分表示順で使用されます。血管拡張を抑制し、酒さの兆候や皮膚の赤味を抑えます。抗炎症や皮膚構造の損傷を防ぎ、健康で滑らかな肌にします。敏感肌用美容液やメークベース、アフターサン製品、ボディケア製品へ配合が可能です。
オオムギ麦芽外殻ワックス、異性化リノール酸、グリセリン、ベヘン酸、パルミトイルトリペプチド-5

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

ベヘン酸はベース成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分

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