ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルとは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 エモリエント成分 分散剤
ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル
[化粧品成分表示名称]
・ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル

[医薬部外品表示名称]
・ヒドロキシステアリン酸2-エチルヘキシル

適度な重みのある低粘性の油性成分です。

顔料分散性や油のベタつき感改良に優れており、リッチな感触が得られ、ワックスとの相溶性も良いため、口紅などメイクアップ化粧品のエモリエント剤として使用されます。

実際にどのような製品に配合されているかというと、海外の2012-2013年の調査結果になりますが、以下のように報告されています。

ちなみに製品タイプのリーブオン製品というのは付けっ放し製品という意味で、主にスキンケア化粧品やメイクアップ化粧品などを指し、リンスオフ製品というのは洗浄系製品を指します。

ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルの配合製品数と配合量の調査結果(2012-2013年)

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ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルの安全性(刺激性・アレルギー)について

ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルの現時点での安全性は、15年以上の使用実績があり、現在でも1,000以上の化粧品に配合されているものの、安全性データや試験結果がひとつもみあたらず、重大な皮膚感作(アレルギー)の報告はありませんが、皮膚刺激性および眼刺激性は、データ不足により詳細不明です。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性について

15年以上の使用実績があり、現時点で1,000を超える化粧品に配合されているものの、試験結果や安全性データがみあたらないため、皮膚刺激性はデータ不足により詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがひとつもみあたらないため、データ不足により詳細は不明です。

皮膚感作性(アレルギー性)について

試験結果や安全性データがひとつもみあたりませんが、15年以上の使用実績の中で重大なアレルギーの報告もないため、皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシル 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

ヒドロキシステアリン酸エチルヘキシルはベース成分、エモリエント成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 エモリエント成分

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