ハチミツとは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 保湿成分 増粘剤
ハチミツ
[化粧品成分表示名称]
・ハチミツ

[医薬部外品表示名称]
・ハチミツ

[慣用名]
・精製ハチミツ

ミツバチが巣に集めた花の蜜を採取し不純物を除去して精製した粘性のある淡黄色~黄褐色の液体です。

蜜のもとになる植物としてナタネ、レンゲ、ナシ、アカシア、ミカン、クローバーなどが知られており、

成分はフルクトース、グルコースが主体で、有機酸(ギ酸、乳酸、リンゴ酸)、ビタミンB群、アセチルコリンなどを含みます。

化粧品で配合されるハチミツは、食用のハチミツとは異なり、アレルギーや濁りの原因となる不純物を除去し、脱臭・脱色・脱タンパクされたものが使用されます。

食用の場合は、おいしさとして評価される色や香りは、肌につける場合は、アレルギーの原因になることがあるためです。

化粧品に配合される場合は、皮膚をなめらかにする性質があり、肌荒れを防ぐ作用や乾燥した肌に潤いを与える独特の保湿感があるので、肌に潤いやツヤを与える目的で保湿用のパックや石けん、唇の荒れを防ぐ美容液やクリーム(リップクリーム含む)にも適しています。

また、ローズ水などの花水や乳液などの天然の増粘剤としても使用されます。

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ハチミツの安全性(刺激性・アレルギー)について

化粧品で使用されるハチミツは、毒性や刺激性はほとんどなく、アレルギーの原因となる不純物も除去しているため安全性の高い成分だと考えられます。

2015年に食用はちみつを使ったはちみつパックが話題になったことがありましたが、食用はちみつは不純物を除去していないだけでなく、食用に異性化液糖や砂糖水などの糖分を加えたものが多く、ハチミツの保湿効果は得られるかもしれませんが、アレルギーリスクや肌へのダメージも考えられます。

そのため、自身ではちみつパックやハチミツ配合化粧品をつくりたい場合は、何も加えられていない純粋ハチミツである「日本薬局方ハチミツ(第3類医薬品)」を使用してください。

日本薬局方ハチミツ

ドラッグストアなどで購入できます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ハチミツは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

ハチミツはベース成分と保湿成分と安定化成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 保湿成分 安定化成分

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