トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2とは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 エモリエント成分 乳化剤
トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2
[化粧品成分表示名称]
・トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2

[医薬部外品表示名称]
・トリイソステアリン酸ジグリセリル

高級脂肪酸のイソステアリン酸ジグリセリンからなるトリエステルで、粘性の高いオイルです。

肌への柔軟効果、無機粉体や顔料などの分散性、固形状オイルや他の油性成分との相溶性、酸化安定性などに優れており、乳化剤やエモリエント剤として幅広く使用されます。

実際にどのような製品に配合されているかというと、海外の調査結果になりますが、以下のように報告されています。

ちなみに製品タイプのリーブオン製品というのは付けっ放し製品という意味で、主にスキンケア化粧品やメイクアップ化粧品などを指し、リンスオフ製品というのは洗浄系製品を指します。

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2の配合製品数と配合量の調査結果(2015年)

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トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2の安全性(刺激性・アレルギー)について

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2の現時点での安全性は、4,000以上の化粧品に配合されているものの、安全性データや試験結果がひとつもみあたらず、また使用実績も新しく、皮膚刺激性、眼刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)は、データ不足により詳細不明です。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性について

現時点で4,000を超える化粧品に配合されており、皮膚刺激の報告はないものの、試験結果や安全性データがひとつもみあたらないため、データ不足により詳細は不明です。

眼刺激性について

試験結果や安全性データがひとつもみあたらないため、データ不足により詳細は不明です。

皮膚感作性(アレルギー性)について

試験結果や安全性データがひとつもみあたらず、アレルギーの報告もみあたりませんが、使用実績も新しいと思われるため、データ不足により詳細は不明です。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2 ■■

参考までに化粧品毒性判定事典によると、トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2は■■(∗1)となっていますが、これは乳化作用があり、合成界面活性剤に分類されているためだと思われます。

安全性データや試験結果がひとつもみあたらず、データ不足のため詳細は不明です。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

トリイソステアリン酸ポリグリセリル-2はベース成分、エモリエント成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分 エモリエント成分

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