テトラデセンとは…成分効果と毒性を解説

ベース成分 溶剤
テトラデセン
[化粧品成分表示名称]
・テトラデセン

炭化水素の一種で分枝構造をもち1箇所二重結合をもつ液状オイルです。

油溶性原料をよく溶かし込むので溶剤としてポイントメイクアップ製品に多く使われていますが、そのほかのメイクアップ製品にも使われています。

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テトラデセンの安全性(毒性・刺激性・アレルギー)について

テトラデセンの現時点での安全性は、かなり多くのメイクアップ化粧品に使用されており、炭化水素なので基本的に皮膚刺激性はないと考えられますが、わずかな皮膚刺激および眼刺激の報告があるものの、皮膚感作性(アレルギー性)の報告もないため、総合的に安全性の高い成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

JETOC 日本化学物質安全・情報センターの初期評価プロファイル(文献1:2001)によると、

  • [動物試験] ウサギの皮膚にわずかに刺激性がある

と記載されています。

安全性データはひとつで、わずかに刺激があると報告されていますが、炭化水素であることと配合されている化粧品も幅広く皮膚刺激の報告がほかにみられないため、また重大なアレルギーの報告もないため、皮膚刺激性に関してはデータ不足により詳細不明および皮膚感作性(アレルギー性)はないと考えられます。

眼刺激性について

JETOC 日本化学物質安全・情報センターの初期評価プロファイル(文献1:2001)によると、

  • [動物試験] ウサギの眼にわずかに刺激性がある

と記載されています。

安全性データがひとつであり、なおかつ試験詳細が不明であるため、またほかに有意な刺激性の報告がないため、現時点ではデータ不足により詳細は不明です。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
テトラデセン 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、テトラデセンは毒性なし(∗2)となっており、毒性はほとんどないと考えられます。

∗2 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

テトラデセンはベース成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:ベース成分

∗∗∗

文献一覧:

  1. JETOC 日本化学物質安全・情報センター(2001)「初期評価プロファイル α-オレフィンカテゴリ」, <http://www.jetoc.or.jp/safe/siap_top.html> 2018年1月3日アクセス.

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