海塩とは…成分効果と毒性を解説

収れん成分 スクラブ剤
海塩
[化粧品成分表示名称]
・海塩

[医薬部外品表示名称]
・海水乾燥物

海水から得られる塩類の混合物で、白色から乳白色の結晶性粉末(金属塩)です。

主な成分は、塩化ナトリウム、塩化マグネシウム、塩化カリウムなどで、収れん効果に優れているため、キメを整えて肌を引き締める収れん化粧品、頭皮ケア製品、入浴剤などに配合されます。

また、スクラブ剤としてボディ洗浄製品、洗顔製品に配合されます。

塩類はゲル化剤や乳化剤の働きを妨害する作用があるので、配合される際はそれらをふまえて最適な処方が行われます。

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海塩の安全性(刺激性・アレルギー)について

海塩の現時点での安全性は、海塩に含まれる塩化ナトリウムが濃度によっては皮膚刺激の原因になりえますが、化粧品の配合量だと皮膚刺激性および眼刺激性はほとんどないと推測され、また、分子量が小さく、皮膚感作(アレルギー)を引き起こすこともないため、安全性の高い成分であると考えられます。

以下は、この結論にいたった根拠です。

安全性を調査するために、国内外を問わず信頼性が高いと思われる安全性データシート(∗1)やレポートを参照しています。

∗1 安全性データシートとは、化粧品製造会社や化粧品販売会社のために提供されている成分の安全性データが記載されているシートで、一般消費者向けの資料ではありませんが、安全性を考える上で重要なエビデンスのひとつとなるため、一部引用させていただいています。

皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)について

試験結果や安全性データはみあたらず、濃度によっては塩化ナトリウムが皮膚刺激の原因になりえますが、化粧品の配合量だと皮膚刺激はほとんど起こらないと推測され、また、分子量が小さく、皮膚感作を引き起こさないため、皮膚刺激性および皮膚感作性(アレルギー性)はほとんどないと考えられます。

眼刺激性について

試験結果や安全性データはみあたらず、濃度によっては塩化ナトリウムが皮膚刺激の原因になりえますが、化粧品の配合量だと眼刺激はほとんど起こらないと推測されるため、眼刺激性はほとんどないと考えられます。

化粧品毒性判定事典による毒性判定について

化粧品成分名 判定
海塩 毒性なし

参考までに化粧品毒性判定事典によると、海塩は毒性なし(∗2)となっており、安全性の高い成分であると考えられます。

∗2 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

∗∗∗

海塩は収れん成分にカテゴライズされています。

それぞれの成分一覧は以下からお読みください。

参考:収れん成分

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