メリッサエキス(メリッサ葉エキス)とは…成分効果と毒性を解説

抗炎症成分 収れん成分 美白成分
メリッサエキス(メリッサ葉エキス)
[化粧品成分表示名称]
・メリッサ葉エキス(改正名称)
・メリッサエキス(旧称)

[医薬部外品表示名称]
・メリッサエキス

シソ科植物コウスイハッカ(∗1)の葉から抽出して得られるわずかに特異なにおいのある暗褐色のエキスです。

∗1 レモンバウムやセイヨウヤマハッカとも呼ばれます。

コウスイハッカは多年草で、ヨーロッパ南部、地中海沿岸、小アジアなどに自生、または各地で栽培されており、茎や葉に軟毛をもち、夏から秋にかけて白色の小花が咲きます。

葉をすりつぶすとレモンのような芳香を発散します。

成分としてシトラール、リナロールなどの精油、タンニン、フラボノイド、ロズマリン酸などを含んでいます。

ヨーロッパでは民間薬として、発汗抑制、健胃、生理不順、鎮静、不眠、けいれん、頭痛、歯痛、虫刺されなどに服用されているほか、香料や芳香薬としても用いられています。

化粧品に配合する場合、収れん効果、鎮静効果、消炎効果などがあるため、肌をきめ細かく整える目的や肌荒れを防止する目的で配合されます。

また、2009年11月30日に公開されたポーラ化成工業株式会社の研究成果によると、メリッサエキスには、

  • メラニンを生成する酵素であるチロシナーゼの量を減らす
  • 表皮細胞によるメラニンを積極的な取り込みを抑制する

というシミや日焼けによる色素沈着を阻害する2つの美白効果があることが明らかにされています。

参考:1つでも2つの効果をもつ新美白素材”メリッサエキス”を開発(PDFファイル)

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メリッサエキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

刺激性や毒性はほとんどなく、副作用やアレルギーの報告もないので安全性の高い成分だと考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、メリッサエキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

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メリッサエキスは抗炎症成分と美白成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:抗炎症成分 美白成分

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