メマツヨイグサ種子エキス(月見草エキス)とは…成分効果と毒性を解説

抗酸化成分 抗炎症成分 美白成分
メマツヨイグサ種子エキス(月見草エキス)
[化粧品成分表示名称]
・メマツヨイグサ種子エキス

[医薬部外品表示名称]
・メマツヨイグサ抽出液

[慣用名]
・月見草エキス

アカバナ科メマツヨイグサ(雌待宵草)の種子から得られるエキスです。

ポリフェノール類の含有量が高く、ポリフェノール含量が高いといわれているブドウ種子、グァバ葉、バナバ葉と合わせてメマツヨイグサ種子エキスを計測したオリザ油化株式会社の資料を参照すると、

メマツヨイグサ種子エキスのポリフェノール含有量

メマツヨイグサ種子エキスの含量が他に類のないきわめて多くのポリフェノール含量を有していることを確認しました。

メマツヨイグサ種子エキスに含まれるポリフェノール類には、

  • 没食子酸(収れん作用)
  • エラグ酸(メラニン生成抑制作用)
  • ペンタガロイルグルコース(抗炎症作用)
  • カテキン(消臭作用、抗菌作用)
  • プロアントシアニジン(動脈硬化予防)

などが含まれており、総じて抗酸化活性を有します。

同じくオリザ油化株式会社の資料によると、メマツヨイグサ種子エキスの抗酸化力は、

メマツヨイグサ種子エキスの抗酸化力

ポリフェノール含量が高いといわれているブドウ種子、グァバ葉、カテキンと比較してもきわめて強い抗酸化力をもっていることがあきらかになっています。

また、メマツヨイグサ種子エキスに含まれるポリフェノール類にはメラニン生成抑制作用を有するエラグ酸も含まれますが、メラニンの産生を抑制するチロシナーゼ阻害の活性をβ-アルブチン、エラグ酸、コウジ酸と比較したところ、

メマツヨイグサ種子エキスのチロシナーゼ活性阻害作用

メマツヨイグサ種子エキスには、コウジ酸と同等もしくはそれ以上のチロシナーゼ阻害活性が確認されました。

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メマツヨイグサ種子エキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

オリザ油化株式会社の安全性データによると、メマツヨイグサ種子エキスに毒性や刺激性はほとんどなく、アレルギーや副作用の報告もないため安全性が高い成分だと考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、メマツヨイグサ種子エキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

メマツヨイグサ種子エキスとセットで使用される成分と効果

・アカバナ科メマツヨイグサ種子より抽出して得られたエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。ポリフェノールが豊富で、抗酸化や抗炎症、美白、各種プロテアーゼ阻害、消臭など多彩な有効性を発揮します。
[化粧品表示] BG、水、メマツヨイグサ種子エキス
[医薬部外品表示] メマツヨイグサ抽出液

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

メマツヨイグサ種子エキスは保湿成分とエモリエント成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:抗炎症成分 美白成分

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