ビルベリー葉エキスとは…成分効果と毒性を解説

抗老化成分 抗シワ成分
ビルベリー葉エキス
[化粧品成分表示名称]
・ビルベリー葉エキス

[医薬部外品表示名称]
・ビルベリー葉エキス

北欧やアジアの一部に自生するツツジ科スノキ属の常緑低木でブルーベリーの一種であるビルベリーの葉から抽出して得られるエキスです。

ビルベリーの果実は、ポリフェノールの一種であるアントシアニンがブルーベリーの5倍以上含まれており、目に良い食べ物として有名ですが、ビルベリーの葉にもカテキン、フラボノール、プロアントシアニジンなどのポリフェノールのほか鉄、マンガン、クロム、アルブチンなどの成分が含まれています。

また、ビルベリー葉エキスには、GABAをつくる酵素であるGADの働きを活性化し、真皮内の線維芽細胞を増加させて結果的に真皮内のコラーゲンの増加を促進させるためエイジングケア成分として注目が集まっています。

ビルベリー葉エキスの線維芽細胞増殖作用

線維芽細胞の増殖によってヒアルロン酸も0.25%濃度の場合1.3倍、0.5%濃度の場合1.4倍に増殖しており、ヒアルロン酸の産生も促進することが確認されています。

さらに、2016年にビルベリー葉に新たな効果が解明され注目を集めています。

ひとつは、サーカディアンリズムの調整効果によるターンオーバーの改善です。

サーカディアンリズムとはいわゆる体内時計のことで、ターンオーバーが正常に起きるには夜にしっかり睡眠をとることが最適なのですが、老化現象の研究結果として体内時計のメリハリがなくなってきて体が夜の状態になりにくくなっているということがわかってます。

そういった現状があるのすが、ロート製薬と一丸ファルコスの共同研究の結果、ビルベリー葉エキスを添加することでBMALと呼ばれる時計遺伝子の発現量が増え、体内時計の活動が活発になることが明らかになりました。

ビルベリー葉エキスによるサーカディアンリズムの調整効果

さらに、ビルベリー葉エキス配合の基礎化粧品を8週間使用したところ、ターンオーバーの乱れなどの指標である角層重層剥離が改善したことがわかりました。

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ビルベリー葉エキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

毒性や刺激性はほとんどなく、副作用やアレルギーの報告もないため安全性の高い成分だと考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、ビルベリー葉エキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

ビルベリー葉エキスとセットで使用される成分と効果

・ビルベリー葉エキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
エタノール、水、ビルベリー葉エキス
・ビルベリー葉エキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] BG、水、ビルベリー葉エキス
[医薬部外品表示] ビルベリー葉エキス
・ビルベリー葉エキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
水、グリセリン、ビルベリー葉エキス、安息香酸Na、クエン酸

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

ビルベリー葉エキスは抗シワ(抗老化)成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:抗シワ(抗老化)成分

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