スギナエキスとは…成分効果と副作用を解説

抗老化成分 抗シワ成分 保湿成分 収れん成分
スギナエキス
[化粧品成分表示名称]
・スギナエキス

[医薬部外品表示名称]
・スギナエキス

トクサ科植物スギナの全草から抽出された特異なにおいのある淡黄緑色~赤褐色のエキスです。

多年草のシダ植物で、北半球の温帯に広く分布し、日本でも全国的に見られます。

成分としてエキセトニン、イソクエルセチン、アミノ酸類、有機ケイ素を含んでいます。

スギナのぜんそうを乾燥させたものは民間薬として利尿剤に使われています。

化粧品に配合される場合は、保湿効果や収れん効果に優れているので肌や毛穴の引き締め効果や潤いのあるキメ細かい肌に整えることを目的として使用されます。

また、2012年にPOLA化成工業株式会社によって、スギナエキスが真皮の線維芽細胞の高分子ヒアルロン酸産生率を増加させる作用があることを明らかにし、肌のハリや弾力を強化してシワを予防するエイジングケア成分として認知されました(約1.3倍の増加率)。

真皮の線維芽細胞のヒアルロン酸産生に対するスギナエキスの影響

肌の構造に詳しくない方のために簡単に解説すると、以下の肌図をみてほしいのですが、

真皮の潤い成分一覧

保湿など潤いの改善は肌の表皮に保湿成分を浸透させることで可能となりますが、小ジワやたるみ、ハリや弾力の減少といった肌の悩みは、加齢によって真皮のコラーゲンやヒアルロン酸や線維芽細胞が減少することで起こります。

そのため、小ジワやたるみなどを防止・改善する目的ならコラーゲンやヒアルロン酸を産生力を上げる成分を塗布するのが最適で、スギナエキスには線維芽細胞のヒアルロン酸産生力を上げて小ジワやたるみを防止する働きがあることが確認されたということです。

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スギナエキスの安全性(毒性・刺激性・アレルギー・副作用)について

スギナエキスは、刺激性や毒性はほとんどなく、副作用やアレルギーの報告もないため安全性の高い成分と考えられます。

参考までに化粧品毒性判定事典によると、スギナエキスは毒性なし(∗1)となっており、毒性に関しては心配する必要はありません。

∗1 毒性判定事典の毒性レベルは「毒性なし」「△」「■」「■■」となっており、△は2~3個で■1個に換算し、■が多いほど毒性が強いという目安になり、製品の毒性成分の合計が■4つ以上なら使用不可と判断されます。

スギナエキスとセットで使用される成分と効果

・スギナの全草から抽出されたエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] スギナエキス、BG、水
[医薬部外品表示] スギナエキス
・スギナの全草から抽出されたエキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] スギナエキス、エタノール、水
[医薬部外品表示] スギナエキス
・クレマティス葉エキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、セイヨウナツユキソウ花エキスのプレミックスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] BG、水、クレマティス葉エキス、スギナエキス、ヒバマタエキス、セイヨウキズタ葉/茎エキス、セイヨウナツユキソウ花エキス
[医薬部外品表示] 海藻エキス(1)、クレマティスエキス、シモツケソウエキス、スギナエキス、セイヨウキズタエキス
・レモン果実エキス、スギナエキス、ホップ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキスのプレミックスとして、以下の成分表示順で使用されます。
[化粧品表示] BG、水、レモン果実エキス、スギナエキス、ホップ花エキス、セイヨウアカマツ球果エキス、ローズマリー葉エキス
[医薬部外品表示] スギナエキス、ホップエキス、マツエキス、レモンエキス、ローズマリーエキス
・スギナエキス、アーモンド油、水添野菜油の半固形状の混合品として、以下の成分表示順で使用されます。
スギナエキス、アーモンド油、水添野菜油
・オランダカラシ、スギナ、セイヨウイラクサの相乗効果が得られるパウダー状の配合剤として、以下の成分表示順で使用されます。皮脂調節に理想的な植物性原料で、スキンケア、ヘアケアの両方に適しています。
オランダガラシ花/葉/茎エキス、スギナエキス、セイヨウイラクサ葉エキス、マルトデキストリン
・痩身(スリミング)を目的とした混合植物エキスとして、以下の成分表示順で使用されます。
水、PG、ガラナ種子エキス、ガルシニアカンボジア果実エキス、セイヨウキズタエキス、ヒバマタエキス、スギナエキス、セイヨウナツユキソウ花エキス
・制汗を目的とした混合植物エキス として、以下の成分表示順で使用されます。
水、PG、スギナエキス、セージ油

基本的な配合量の多い成分表示順は上記の通りですが、1%以下の成分は順不同に表示されるので、製品によっては表示順が異なっている場合があります。

∗∗∗

スギナエキスは抗シワ(抗老化)成分と保湿成分にカテゴライズされています。

成分一覧は以下からお読みください。

参考:抗シワ(抗老化)成分 保湿成分

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